「好きなこと」って実は面倒なものが多い–「好きなことがない」という悩みを解決するヒント

昨日Facebookを眺めていたら、本田晃一さんが「好きなことは面倒だったりするから、みんな好きなことが見つからない」みたいな話を書いていて。

「好きなことだと、気持ちがノリノリでサクサク進められると誤解している」とも書いてあって、「そうそう!」「わかるわかる!」と超共感した。

その記事はこちらね。

そうそう、好きなことって面倒なものが多いんだ。

僕が最近そう感じたのが、英語の本を読みたいのに、なかなか読まない自分に気づいた時だった。

広告



当たり前だけど、英語の本を読もうとすると、日本語の本を読む時より圧倒的にスピードが落ちる。

読むスピードも遅くなるし、わからない単語があれば調べなきゃいけないしね。

それを想像してしまうと「面倒」と感じてしまって、「(英語の本を読むのを)やめよう」と思ってしまう。

きっとみんなもそうだと思う。

色んなことを「やってみよう」とは思うんだけど、「時間がない」とか、「あとでやろう」と先送りしてしまうんだよね。

特に忙しい毎日を送っていると、余裕もないのでそうなってしまうのは当然。

だから今は、「好きなこと」が必ずしも「気持ちがノリノリでサクサク進められるものではない」ということをただ知っておけばいいと思う。

それを知っているだけで、「好きなことがない」「興味があるものがない」という悩みがなくなると思うから。

「好きなこと」、「興味があること」がないわけじゃないんだ。

「今はそれに取り組めない」だけなんだよね。

そのことを知っているだけで、「好きなことがない」という悩みはだいぶ軽くなるんじゃないかな。

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告