印税生活はドリームというよりファンタジー!北真也さん(@beck1240)と倉下忠憲さんが主催する「物書きとビジネスパーソンの知的生産 in 奈良」に参加してきた!

この前の土曜日は北真也さん(@beck1240)と倉下忠憲さんが主催する「物書きとビジネスパーソンの知的生産 in 奈良」に参加してきた。

皆さんご存知、お二人のブログはこちら↓

北真也さん(@beck1240)さん

倉下忠憲さん

そこでお二人から学んだ気づきを共有しておこうと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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印税生活はドリームというよりファンタジー

倉下さん(以下、「らしたさん」)からの言葉で印象的だった言葉のうちの一つだ。

らしたさん程本を書いている人から見ても「ファンタジー」だということ。

予想はしていたが、やはりこの時代は何か一つだけで食っていくのは限られた人だということだろう。

本だけ書いて純粋にその収入だけで生きていける人は指で数えられるくらい。

ブログだけで稼ぐ人だって日本で1人くらいしか思い当たらないくらいだ。

そういう意味では執筆でもブログでも。

自分のビジネスの軸を持ちつつ、様々な切り口で自分を表現していくこと(セミナー、メルマガ等)がフリーランスには必要と学ぶことができた。

タスクリストには今日やるべきことだけを入れる

らしたさんの話を聞いていて、「おぉ、ここは一緒だ」と勝手に合意したのがここ。

らしたさんはタスクリストを毎日作って仕事を管理されている。

その際、ご自身が1日にできる仕事の量に限界があるのを理解されていて、タスクリストには今日やるべきことだけを書いているという。

これは僕も以前から書いているがとても大切なことだ。

僕達はあまりにも多くのことができると思いこんでいる。

それらをタスクリストに盛りこむから忙しくなるのだ。

そう。タスクリストのコツは、今日中にやらなければならないことだけを書いておくことなのだ。

圧倒的な「読み手目線」

らしたさんの中で僕が感じたこだわりポイント。それは圧倒的な「読み手目線」だ。

例えばらしたさんのブログの更新頻度は1日1回。

らしたさんなら書こうと思えばもっと書けるはず。「なぜ1日1回なのか?」と聞いてみると。

「読み手(ファン)が読まなくなるから」とおっしゃった。

らしたさんのブログの内容は読み手が考えさせられる内容だ。

この内容を1日に数回発信されても、読み手がしんどいだろうという配慮をされているのだ。

この読み手目線には脱帽した。

確かに短期的にはアクセスは稼げるかもしれない。でも大切な自分のファンはついてこれなくなる。

メルマガを週一回の発信にしているのも、全ての内容を一気に読み手が読んだ方が全体を理解しやすいと配慮したもの。

この圧倒的な読み手目線には「さすがプロ」と唸ってしまった。

少しでも見習わなければ。

beckさんに「beckと北真也の融合」の瞬間を聞く

次は北さん(@beck1240)のお話。

beckさんに僕が聞きたかったこと。それはどのように北真也とbeckが融合したのかだった。

それは僕自身がスタオバというブランドと実名が融合するタイミングが近いのではないか。そう感じていることが理由の一つ。

beckさんは書いた書籍を周囲にオープンにすることからはじまったとおっしゃっていた。

オープンにする時はドキドキされていたと聞いて、みんな一緒なんだと思った。

こういった経験者の話、当時の気持ちを聞くと勇気がもらえる。

彼と会えたのは僕の活動の大きな一歩になるような気がしている。

ちなみに誕生日がぴったり同じなのは「公然の秘密」だ。

やることを絞る

beckさんといえば、SEという超ハードな職種にもかかわらず、その最中本を7冊も書いてしまうという偉業を成し遂げた人。

これは僕には到底できないことなのだが、僕はbeckさんの書籍を読んでからずっとご本人にしたかった質問があった。

それは「しんどくなかったですか?」だ。

beckさんは人間だ(当たり前や)。

人間である以上、どんなにスーパーマンでもアウトプットには限界がある。

仕事をやりながら、ブログをやり、さらに執筆。

さすがにこれは楽勝でできる人間はいないだろう。そう思っていたからだ。

beckさんは正直に「しんどかった」と打ち明けてくれた。

当時は周囲からも「もう少しやることを絞った方がいい」と言われていたとも、答えてくれた。

この話は僕の今後の活動を考えるきっかけともなる話だ。

その「しんどかった」を乗り越えたから今のbeckさんがあるのだろう。それは間違いない。

もしかしたら僕も毎日ブログを3本更新したり、無理をしまくればもっと早いペースで自分が望むような成果がでるかもしれない。

多くの人はそう思うはずだ。でも今の僕は無理をしたくないのだ。

それは家族との今の時間を楽しみたいというのが一つ。

そしてもう一つは「今が幸せになるから、現実もそのように変わっていく」。

この仮説を自分自身が実証したいという気持ちがあるからだ。

だからbeckさんから伺った話はとても勇気がもらえた。

このままの僕で行ってみよう。そう思うことができたからだ。

やっぱり「継続は力なり」

継続は力なり。

お二人とも継続することの大切さを強く説いていた。

らしたさんは「時間の積み重ねは絶対にテクニックでは超えられない壁になる」とおっしゃっていた。

そう。偉大な彼らでさえ、毎日の積み重ねが積もってあそこまで到達したのだ。

ショートカットなどありえない。継続することで、道は開ける。

あらためてそう確信した日だった。

まとめ

beckさんとらしたさん。

今まで様々な活動をみていて、いつかお会いしてお話を聞きたいと思っていた。

そんな時、Facebookのタイムラインからふと流れてきた今回のイベント。

その場にいた妻に即相談して、即決した。

そして翌日風邪をひいてしまったがw、行って本当によかったと思っている。

やはり経験者の話を聞くことは勇気がもらえる。聞きたい質問も全てすることができた。

僕の失礼な質問に対しても真摯に答えていただいたお二人に感謝するばかりだ。

また必ずどこかでお会いしたいと思う。

セミナー後はあの有名なラーメン店へ。これも経験できて本当によかった。

ということで、参考にしてほしい!!!

beckさん、ボールペン貸してくれてありがとう! いつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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