今を生きる秘訣は「あえてルーティンを持たないこと」

毎日あまりにもたくさんのことをやろうとしていませんか?

昔の僕はそうでした。

仕事から帰ったら、英語の勉強をして、簿記の勉強をして、読書をして、ランニングをして。こんな風に、限られた時間を少しでも有効に使おうと一生懸命でした。

起きてる時間は常に何かをしてました。スキマ時間も携帯でニュースをチェックするか、読書。のんびりする時間はほとんどありませんでした。

この時期は「5分でもいいから、ゆっくりコーヒーを飲む時間が欲しい」と思ってたのです。

一方、今の僕は当時と真逆の生き方をするようになっています。

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今を楽しむためには「あえてルーティンをもたない」

今の僕はというと。

仕事を定時に終え、家に帰った後は子供が寝るまで子供達と過ごします。子供達が寝てから、ようやく自分の時間です。

ほぼ毎日、1時間程散歩にでかけます。ぼーっと歩くのは本当に気持ちいいです。後は映画を見てのんびり過ごします。

しかし僕の中でのポイントは、これらがルーティン化していないということです。毎日「これをしなければならない」という感覚で散歩したり、映画を見たりしません。

マンガを読みたいと思えば、マンガを読みます。妻と話をしたいと思えば、コーヒーを飲みながらゆっくり話をします。

昔のように限られた時間でたくさんのことをしなければならないという意識がなくなったからです。むしろ今を楽しむことにフォーカスするようになりました。

これが子供達が寝た後、「英語をやらなければ」、「○○をやらなければ」と思っていたら今を楽しめないことに気づいたのです。

やらなければならないことが多いと、プレッシャーで今を楽しむことができなくなるからです。

仕事ならばまた考え方は違ってくると思います。仕事は目的が違うからです。仕事の目的は限られた時間で成果をだすことにあるからです。

しかし仕事以外の時間は楽しむ時間にしてもいいのではないか。最近の僕はそう思うようになり、ライフスタイルを変えました。

仕事以外の時間も仕事のようなやらなければならないことに追われていたら、今を楽しむことはできないと思うからです。

だからやることを絞るようになりました。

やることを絞るから確実に取り組める

そしてやることを絞るというのは、それだけで効果があります。

それはそれだけに集中することで、「それ」を実行していける確率が高まるからです。

今の僕にルーティンがあるとすれば、早朝に書くブログくらいです。朝出社前にマクドナルドに出勤(?)し、今もこうしてもくもくとブログを書いています。

ブログが終われば、あとはしばらくぼーっとしたりしています。ブログを書くということは、それなりに脳のエネルギーを消費するからです。

たくさんのことをやろうとすればするほど、僕達は脳のエネルギーを消耗するのです。これは想像してみればわかると思います。

なるべくたくさんのことをやろうとすることは、それだけ脳のエネルギーをたくさん消費する。そうすると、先送りもしやすくなります。

そうすると結局肝心なことは何も前に進まないという結果を招きかねないのです。それでは本末転倒です。

そう考えると。より多くのことをやろうとするのではなく、本当は何をやりたいのか。自己探求することが大切なのではないでしょうか。

やりたいことを確実に取り組むには、やらなくていいことをやめていくことが一番の近道なのです。

あなたが本当にやりたいことはなんですか?本当はやりたくないけど、「やらなければならない」と思ってることはなんですか?

僕は英語の勉強が「やらなければならない」と思ってるものでした。今はキッパリやめたことで、自由な時間が増えました。

さぁ、あなたは今日から何をやめますか?

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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