締め切りのない仕事を終わらせるには「毎日30分取り組むこと」

「全ての仕事に締め切り(デッドライン)はあってしかるべし」というのが個人的な意見ですが、そうでないことが世の中には往々にしてあります。
問題はデッドラインが設けられていないと、仕事への着手がとても難しくなるということです。
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締め切りがない仕事はすぐに「困ったこと」が起きないから取りかかれない
特に長期間にわたって行うタスクを僕はプロジェクトと呼んでますが、プロジェクトについては余計に着手がしにくくなります。
なぜなら今日一日そのタスクをやらなくても僕達に今「困ったこと」が目の前に起きないからです。
一週間やらなくても「困ったこと」は起きないかもしれません。しかし一年後には上司に怒られるという形で「困ったこと」が起きることになります。
そのために僕は「プロジェクト化」をこのブログで勧めています。どんなプロジェクトも「プロジェクト化」してしまえば着手できる。
そう言いたいところなのですが、僕自身もデッドラインがない仕事の場合、モチベーションが上がらずプロジェクト化にもたどり着かないという時があります。
とっておきの方法はシンプルに「毎日一定時間取り組むこと」
そういう時の僕にとってのとっておきの方法は、毎日一定時間とりあえず取り組むことです。
例えば毎日30分でいいから、その仕事を進めていくことです。それだけです。
僕の場合、TaskChuteで毎日タスクリストを作っていますのでそこに毎日タスクを組みこみます。
これだけで、いつかはこの仕事は終わるのです。そう遠くない「いつか」です。少なくとも一年後に上司から怒られるリスクは極小化できるでしょう。
デッドラインが設定されておらず全くヤル気がおきない仕事がある場合、一度お試しいただいてはいかがでしょう。
今日からあなたにできること
締め切りのない仕事に毎日30分取り組んでみよう。
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。