自分の行動基準を作るなら「嫌だ」と感じる感情に敏感になること

自分の「心地いい」を追求していくようになると、逆に自分が「心地よくない」と感じることに敏感になってきます。
「心地いい」を追求するとは、自分の感情を大切にするということであり、「嫌だな」と感じた感情に敏感になることを意味するからです。
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少人数でじっくり話すのが好きと判明
最近これを実感したのは、参加人数が多い懇親会に出席した時でした。
この会の参加者は皆友人で、そういう意味ではとても楽しい時間を過ごしました。
しかし場所がワイワイガヤガヤしてて、人数も多かったのでなんか落ち着いてまわりの人とお話しできないなぁと思ってました。
家に帰ってから「なんでかなぁ」と思っていたら、ふと気づきました。単純なことなのですが、僕は少人数でじっくり話をするのが「心地いい」ようなのです。
人と話す時はけっこう深い議論をするのが好きなので、じっくり話をしたいのです。そうすると、2人〜4人くらいが人数としてちょうどいいということになります。
今回は人数が多かったので、人数的に自分の「心地いい」レベルではなく、自分の中で「心地よくない」という感情が生まれたというわけです。
自分の行動基準が明確になる
あと、どうやら僕は騒がしい環境が好きではないこともわかりました。思い返せば、居酒屋とかもガヤガヤしてて好きではありません。
静かな個室が「心地いい」のです。静かな個室で2人〜4人で話をするのがもっとも心地いいようです。
こういうことを知っておくと、自分の行動基準が明確になります。
遠くから友人がくるとか、その場が極めて大切な時は除き、人数が多い飲み会は参加しないというスタンスが自分の中で明確になるからです。
自分が心地よく楽しめないと、まわりにも失礼ですからね。
そんな感じで、自分が日常感じる「心地いい」や「なんか嫌だなぁ」という感情に意識を傾けてみてはいかがでしょう。
それはあなたの行動基準を作るのにとてもいい効果をもたらすと思います。
今日からあなたにできること
自分の「心地いい」、「嫌」の感情に敏感になってみよう!
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。