根拠なく信じることから続けられる

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何かを続ける大きなモチベーションの一つは、しつこいがその必要性を実感することだと思う

タスク管理も初めのうちは時間も手間もかかる

効果も初めのうちには実感できない。
そうしてやめてしまう人も多いのではないかと思う。
僕がタスク管理を諦めずに今まで続けてこれたきっかけとなった動画を紹介したい(引用元

そう、知っている人は知っていると思うが、スティーブ・ジョブスが大学の卒業式で語った伝説のスピーチだ。

彼は大学を中退している。
大学で学ぶことに意義を感じなくなったジョブズは必修の授業を出ない代わりに自分が興味を持つ授業に出るようになった。
一つの例として、カリグラフィ(西洋書道)を学んだ。
そしてそれがMacの美しい活字に繋がったと述べている。
ジョブズは3つのテーマでスピーチしている。
その中の最初の1つ「点を繋げること」で下記のように述べている。
スピーチの一部を引用する。
大学を辞めていなければその授業に出会わなかったでしょう。
そして美しい活字を搭載したパソコンもあらわれなかったでしょう。
もちろん、その出来事の繋がりを予想はしてませんでした。
しかし10年後に振りかえると、明白に見えていました。
点と点の繋がりは予測できません。
後で振り返って、点の繋がりに気付くのです。
今やっていることがどこかに繋がるか信じてください。
何かを信じてください。
あなたの根性、運命、業、なんでもかまいません。
その点がどこかに繋がると信じていれば他の人と違う道を歩いてても自信を持って歩き通せるからです。
それが人生に違いをもたらします。
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ちょっと大げさだが、こういうことだと思う

タスク管理が将来自分の役に立つか、それは後になってみないとわからない。
でも僕は将来自分の役に立つと根拠なく信じることとした。
 
そして何でもそうだが、そんなに簡単に結果はでないものだ。
だからこそ、諦めずに地道に続けることが必要だと思う。
結果が出る保証はない。
でもそれを根拠なく信じること。
それが継続する力のガソリンとなる。

まとめ

20代前半までは、(今思えばかなりナイーブだが)何事もすぐ結果がでると思っていた。
20代前半の自分なら、タスク管理を試してみてすぐに結果がでなければ「意味がない」と思ってやめてしまっていたと思う。
でも読書をたくさんする中で、成功している人は何かを諦めずにひたすら続けている人が多いことに気付いた。
そして気づいた。
そんなに簡単に結果はでない。
地道に継続し、軌道修正をし続けることで成功に近づけるのではないか。
そう、成功を根拠なく信じて続けていくしかない。
そして将来の成功を信じているからこそ、僕はタスク管理を続けることができる。
それがどんな形で何と繋がるかはわからない。
でも何かに繋がると信じて、今後も続けていこうと思う。
ブログを続けるモチベーションも全く同じだ。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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