「必要性」を見極める。-「効率」を追い求めることよりずっと大切なこと

ハワイ

タスク管理についてたくさん発信してる僕を見ると、「滝川さんはさぞ完璧に、効率的に働いているんだろうな」などと想像する人も少なくないだろう。

でもところがどっこい、実は僕はみんなが想像してるほど「効率」を追い求めてないし、極めてもいない。

どういうことかと言うと、たとえば僕はエクセルでマクロが使えない(幻滅したかい?)。昔独学でマスターしようと思ったことはあるが、見事に挫折した。

あと、たとえば細かい話で言えば、単語登録。「いつもお世話になっております」など、明らかに使用頻度が高い必要最低限の単語しか登録をしていない。

そしてもちろん、タスク管理も。おそらくタスク管理を極めている人達からしたら、僕は大したことはやっていないのだ。

おそらくタスク管理について発信している人で、僕より細かく完璧にタスクを管理している人はたくさんいるだろう。

たとえば僕は、週末などを使って1週間をふりかえるいわゆる「週次レビュー」や、1日の記録をふりかえる「日次レビュー」も行っていない。

タスク管理をマスターしている人達からすれば、僕のタスク管理の技術なんて大したことないはずなのだ。

それでも、僕は2016年には「残業ゼロ」を達成した。マクロもろくに使えない、タスク管理をマスターしたわけでもない僕がだ。

そして、その後もやることをとことん減らしていった結果。今では暇で悩むくらい、時間にゆとりをもって日々生きていくことができている。

君は思うだろう。「その秘訣はなんなんだろうか」と。

実は僕も不思議だ。

ということで、今日はこの疑問を君と一緒に解き明かしていこうと思う。

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鍵は、「必要性を見極めること」

ふりかえってみると、僕は自分にとって本当に必要なことしか今までやってこなかったように思う。

たとえばエクセルのマクロだって、マスターしたほうがいいことは明らかだ。しかし、当時の僕の業務上、エクセルのマクロのスキルはあったらそれは便利だろうが、サバイブするために必須のスキルとまでは言えなかった。

要するに、当時の僕にとって、必要性がそこまで高くなかったのだ。だからこそ、マクロを学び続けようとはしなかったのだと思う。

単語登録のことを考えると、もっとわかりやすい。

「いつもお世話になっております」は登録するのに、たとえば「おはようございます」を単語登録しないのはなぜか。それは、「いつもお世話になっております」のほうが利用頻度が圧倒的に高いからだ。

「おはようございます」もきっとそこそこ頻度は高いのかもしれない。でも、僕の中では「単語登録するほどではない」と判断したことになる。だから単語登録をしていないのだ。

このことからわかるのは、僕にとって、単語登録をする条件は、「さすがにこれだけ毎回出てくるなら、単語登録をしないとめんどくさいな」と思うことなのだ。

「めんどくさい」をのりこえるには、強い動機が必要

「単語登録をする」という作業は、慣れてしまえばなんてことないのだろうが、僕にとってはひと手間かかる、めんどくさい作業だ。

そのめんどくさい作業を乗り越えるためには、強い動機が必要となる。わかりやすくいえば、さらに強い「めんどくさい」が必要となるのだ。

「いつもお世話になっております」の例で言えば。「いつもお世話になっております」は毎日のように使うので、「登録しないほうが苦痛」だと感じたのだろう。だから僕は「いつもお世話になっております」を単語登録したのだと思う。

一方、「おはようございます」は「いつもお世話になっております」ほど使わないのだろう。毎回「おはようございます」と手入力することが、僕の中で、単語登録するほどのめんどくささに至らなかった。そういうことだと思う。

つまり、エクセルのマクロであれ、単語登録であれ、僕にとってそれらのめんどくささを乗り越えるくらいの強いめんどくささ、苦痛、ストレスがないと僕は行動しないということなのだと思う。

そしてここまで書いてきてわかったが、僕はどうやら重度の怠け者であり、めんどくさがりのようだ。

でもだからこそ、必要最低限やらなければいけないことは何なのか。常に見極めようとしてきたし、その結果、タスク管理のように、やる必要があるものに対してはエネルギーを十分に注ぐことで継続することができたのだと思う。

まとめ

こうしてふりかえってみると、(完全に無意識にやってきたことなのであまり誇らしく言うのも憚られるのだが)大切なことは、「必要最低限やらなければいけないことが何なのかを見極めること」なのかもしれない。

僕は結果的に、自分のとって必要最低限のことだけしかやってこなかった。

そのおかげで、自分の中のエネルギーを一定程度確保することができ、本当に必要なこと(たとえば、タスク管理)に十分なエネルギーを注ぐことができた。

多くの人は、「仕事を効率化しないといけない」と考え、効率化するためには何をしなければいけないかを考え、エクセルのマクロを学んだり、単語登録をガンガンしたり、あれもこれも手をつけようとする。

そうすると、ものすごいエネルギー、バイタリティを持つ人は別として。大半の人は(エネルギー不足となり)結果的に全てのことが中途半端になり、挫折してしまうのではないだろうか。

タスク管理であれ、マクロであれ、単語登録であれ。行動するためには、一定のエネルギーが必要だ。そして、僕達のエネルギー、リソースは限られている。

その限られたエネルギー、リソースをどこに注ぐのか。それを見極め、本当に必要なところに十分なエネルギー、リソースを注ぐ。

言いかえると、「必要最低限にやらなければならないことは何なのか?」を常に問い続け、見極め、そのことだけにエネルギーを注ぐようにする。

これが現代を生きぬくために実は最も必要なスキルなのかもしれない。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

1982年東京生まれ。

慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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