物事の「結果」と「自分の価値」を切り離そう-自分がコントロールできることだけに集中することの大切さ

日々生きていると、僕達の自己評価は「結果」に大きく左右されていることに気がつく。

たとえば仕事で良い結果が出ると、自分に価値があるように感じる。

一方で、仕事で失敗すると、自分に価値がないように感じる。落ち込む。

しかし冷静に考えると、この「結果」によって自分の価値が決まるというのはおかしなことだ。

今日はこのことを説明するのに、昔僕がスロットにハマっていた時期の話をしようと思う。

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昔スロットにハマってる時期があった。

僕はギャンブルの才能がなかったので、よく負けた。

負ける度に「なんて俺はダメなヤツなんだ」と思うのがイヤだったし、お金をスるのもストレスだった。

なので「できるだけスロットに行くのをやめよう」と思うわけだが、また行ってしまう。そのループを繰り返していた。

そしてその度に大抵は負け、「スロットに行かないと決めていたはずなのに、なぜ俺はまた行ってしまったんだ。俺はなんてダメなヤツなんだ」と自分を責めることになった。

一方で、ごくたまにだが、ギャンブルなので、勝ってしまう時がある。

そんな時は「今日はスロットに行って正解だった」と思うとともに、自分の選択、大きく言えば自分自身に自信をもつことができた。

当時何も疑問をもたなかったのだが、この(「勝った」「負けた」という)「結果」で自分のとった行動や自分の評価が変わるというのは冷静に考えるとおかしいことに気がついた。

どういうことかというと、このケースの場合。

「スロットに行かないと決めた」→「スロットに行ってしまった」→「俺はダメなヤツだ」という思考プロセスとなるならまだわかる。

でも僕の思考プロセスは

  • 「スロットに負けた」→「俺はダメなヤツ」
  • 「スロットに勝った」→「俺の選択は間違ってなかった」

となっていることに気がついただろうか?

つまり、僕は「スロットに行った」という選択をしたことで自分の評価を決めているのではなく、「結果」だけで自分の評価を決めていることになる。

この思考プロセスの問題点は、「勝った」「負けた」という、自分でコントロールできない「結果」という要素に、自分の評価を委ねてしまっていることだ。

「スロットに行った」「スロットに行かなかった」という、自分がコントロールできることに自分の評価を委ねるならまだわかる。

しかし、自分のコントロールできない「結果」という要素に自分の評価を委ねるのは、どう考えてもおかしい。

最近僕はこのことに気がついたのだ。

まとめ

このことからわかるのは、僕達は結果に囚われすぎて生きているということだ。

そして結果に囚われすぎて生きることの問題点は、結果は自分で(少なくとも完全には)コントロールできないことだ。

コントロールできないことに自分の評価を委ねてしまうと、心穏やかに生きていくことはむずかしくなる。

冷静に考えてみるとわかるが、本来結果で僕達の評価が変わるわけがない。

スロットで負けたから、自分の評価(価値)が減って、スロットで勝ったら自分の評価(価値)が増えるなんておかしい。そう思わないだろうか。

つまり、僕達の評価(価値)と結果は関係ないということだ。

結果はあくまで結果にすぎない。

結果と自分の価値を切り離そう。

そうすることで、不必要に「自分は価値がない」と落ちこむことがなくなる。

心の平穏が手に入るというわけさ。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒。台湾で翻訳出版された『30分仕事術(パンローリング)』含む4冊の著者。国内トップの大手金融機関で10年以上残業ゼロの現役会社員。

長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に自身が所属する組織の残業を削減した取り組みで全国表彰、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。その後は順天堂大学や創業手帳(株)での講演・研修をはじめ、時間管理をテーマに講師として活動。国内最大級のスキルシェアプラットフォーム「ストアカ」の上位2%のトップ講師に選出される。

Yahoo!ニュースに執筆記事多数。著書に『ちょっとしたスキルがお金に変わる「副業講師」で月10万円無理なく稼ぐ方法(日本実業出版)』など。

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