一生懸命がんばってるのに結果が出ないのは、無意識の深いところで「結果を出したくない」と思ってるからかもしれない。

一生懸命がんばってるのに、思うように結果が出せない。

そんな時は、もしかしたら。

「結果を出したくない」と、本心では思ってるのかもしれない。

結果を出せてしまったら、自分が「困る」と思ってるってこと。

信じられないと思うけど、説明するね。

たとえば、結果を出してしまったら。今よりずっと忙しくなってしまう。

そしたら、もっとがんばらないといけなくなる。

それがわかってるから、結果を出すことを避けてるのかもしれない。

ほんとは今、「がんばりたくない」と思ってるんじゃないかな。

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もちろん、頭では「がんばりたい」と思ってると思う。

だから、毎日がんばってる。

でも、無意識の深いところで。

「がんばりたくない」って思ってる可能性、ないかな?

「そんなことない!」って思うかもしれないけど。

ひとまずここでは、「そうかも」って、思ってみてほしい(そうしないと、話が進まないからね)。

ここまで書いてきたことを整理すると。

無意識の深いところでは、あなたは「これ以上、がんばりたくない」と思ってる。

だから、がんばらなくていいように。思うように結果がでない。
  
そう。結果を「出させてない」のかもしれない、ということ。

信じられないかもしれないけど、それくらい、無意識の力って強いんだ。

じゃあ、どうしたらいいかって?

「がんばらなくても結果を出せる方法」を、探し続けるしかないんじゃないかな。

「どうやって見つけるんだよ」って、思うよね。

理論的には、「がんばるのをやめてみる」ということになる。

説明するね。

今のあなたは、「結果が出たら、がんばらないといけなくなる」と思ってるはず。

そして、本心は「がんばりたくない」と思ってる。

だから、(無意識の深いところで)結果を「出さない」という選択をしている。

ここまではいいかな。

で、この思考パターンを変えるためには。

「結果を出したとしても、がんばらなくていい」と思えるようになる必要がある、ということ。

そのためには、「がんばらなくても、結果が出せる」と思えるようにならないといけないんだ。

もちろん、無意義の深いところで。そう「確信」できるようになる必要がある。

そのためには、「がんばらなくても、結果が出る」という体験をしないといけない。

僕はそう考えてるんだ。

だって、今までは「がんばる→結果が出る」という体験をしてきたわけだよね。

たとえば、受験。

がんばればがんばるほど、わかりやすく結果が出た。

だから、あなたの中では。

「がんばると、結果が出る」という公式が頭の中で出来上がってるんじゃないかな。

だから、がんばってるのに結果がでないと、「なんでだ!」と思ってしまう。

なぜなら、「がんばれば結果が出る」と信じてる。それなのに、自分が思うような結果が出ないからだよね。

でも、ここまで書いてきてわかったと思うけど。

社会に出ると、必ずしもがんばったら結果が出るわけじゃないよね。

あなたが会社員であれば、時には理不尽な評価を上司から受けることだってある。もちろん、逆に自分が思ってる以上の評価を受けることだってあるわけだよね。

そう。つまり、がんばれば結果が出るわけではないし、がんばらなくても結果が出る可能性もあるということ。

これが、真実。

だから、今度は。

「がんばらなくても結果が出る」という公式を、頭に作るタイミングなのかもしれないということなんだ。

そのためには、先ほどから書いてるように。

「がんばらなくても結果が出る」という体験をする必要がある、ということ。

だから今、あえてがんばるのを、やめてみる。

流れに身を任せる。

自分で人生を、なんとかしようとしない。

これをやってみる時期が、来てると思うんだ。

もちろん、不安だと思う。

今まで不安をかき消すために、ずっとがんばってきたよね。

でもそんな中、勇気をだして。

「そうしてみよう」ということ。

そんな風に勇気を出して生きた人に。女神は微笑む。

そんな風に、僕は思ってるよ。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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