時には流れに身を任せるほうが、人生はうまく進んでいく

「自分の人生は自分で切り開くもの」

そう、強く思っていると。自分の行動は全て「自分で決めなければいけない」と思いがちだ。

たとえば、今のパートナーと別れるべきか、関係を続けるべきか。

今の仕事をやめるべきか、続けるべきか。

新しい趣味をはじめるべきか、やらないでいるべきか。

どうするべきか一生懸命考えて、決断を「しなければいけない」。

常にそう思っていると、時として苦しくなってしまうことがある。

「自分の人生は自分で決める」という姿勢は大切だ。でも、時には流れに身を任せてみることも人生では大切なのではないだろうか。

僕自身、昔はここまで書いてきたように。自分の人生は自分で切り開くと考えるタイプの人間だった。

しかし今の僕は、どちらかというと「流れに身を任せる」生き方を実践している。

生きていて、目の前に選択肢が現れた時。

今の僕は、判断に迷ったら。「無理して今決断する必要はない」と考えている。

もし今、すんなりと決めることができないなら。それは、自然と決めることができるまで、待ってみたらいい。

そんな風に考えられるようになったら、とても楽に生きられるようになった。

今日は年末の僕のささいな日常のエピソードを紹介しながら、そのことについて説明しよう。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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「流れに身を任せてみよう」と思った数秒後に結論が出る

年末に高校の同級生からテニス、麻雀の打ち納めをしようとLINEで打診があった。

その時の僕の心境はこんな感じだ。

「うーん。年末ねぇ。休日は原則家族と過ごすのが滝川家。年末だしねぇ。家族と過ごした方がいいんだろうなぁ。でも、最近テニスしてないから、行きたい気もするなぁ。どーしよっかなぁ。」

昔の僕なら、「行きたいのか、行きたくないのか。決めないと。決めて、行きたいなら、奥さんに勇気だしてきりださなきゃ!」と意気こんでいたと思う。

そう。まさに「決断しなきゃ」という姿勢だ。

人生の主導権は自分にあると思っている。自分の人生は、自分で決めるというスタンスだ。

しかし最近の僕のスタンスは以前のそれとは違う。むしろ、「身体は勝手に動き出す」と思っている。

もし自分が本当に「やりたい」と思っていれば、自分の意思とは関係なく。自然と「行きたい」と妻に話を切り出すはず。

そう考え、流れに身を任せることにした。

そうしたところ、おもしろいことに。数秒後、僕は妻に話を切り出していた。

「年末に友達とテニスに行こうと思ってるんだけど、どう思う?」

妻はあっさりと「いいんじゃない」と言ってくれた。

「今決めない」という選択肢をもってみる

こんなふうに、自分が「やりたい」と思うことは、本来こうして無理なく流れるように決まっていく。

そんな風に考えられるようになってから、楽に生きられるようになった。

無理して、決断する必要はない。大切なことは、ただ、「こうしたい」、「こうしたいかも」と思ってみることだ。

その後は、流れに身を任せる。身体が勝手に動き出すのを待ってみる。

身体が動かない時は、それは「今じゃない」のか、それとも「本当に心からやりたいことではない」のか、そのいずれかだと考えてみよう。

一番よくないのは、頭で「こうしなければいけない」と思って、無理して行動することだ。

決断して、ムリして行動する時は、流れを逆流しているようなもので。余計なエネルギーも使うし、本来の流れに反している。

こういう時は、大抵人生はうまくいかない。

自分自身の過去の経験から、僕はそう感じている。

まとめ

目の前に選択肢が現れた時。

「無理して決めなければいけない」

そう決めつけず、時には流れに身を任せてもいい。

「今決めなくてもいい」という選択肢を持つと、もっと楽に生きられるようになる。

あなたが今までずっと、自分の人生の進路を自分で決めようとしてきた人なら。

時には無理に決断せずに。自然と身体が動き出すまで、待ってみよう。

きっと、自然と身体が動き出すタイミングが訪れるはずだ。

ということで参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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