「思考する」の習慣化にはFacebookの投稿を増やしていけばいい

最近はFacebookでの投稿を意識的に増やすようにしています。
きっかけはある方からアドバイスをもらったことなのですが、やっているうちにブランディングに効果的ということも理屈として自分なりに理解することができました。
ブランディングの側面だけでなく、Facebookで自分の考えを発信するのには自分の思考を探求することにも繋がります。
まさに「内観」とも言えると考えています。
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インプットだけでは理解を深められない
これは最近の僕の感覚なのですが、読書をしていたり、ブログのエントリーを読んだり、Facebookの他人の投稿を見る。
こういったインプットは楽しいのですが、最近は以前と比べると、必要性を感じなくなってきました。
その理由はいくつかあるのですが、一つは20代からたくさん本を読んできて、自分が興味あるジャンルで知りたいと思ったことは概ね理解できたからだと思います。
学びにもちろん終わりはないのですが、これ以上自分の中でそのジャンルを理解しようと思うなら、体験や自分の思考の深掘りのほうが大切かなと思う時期にきたということです。
ただ、思考の深掘りといってもどうやったらいいのか。それにはFacebookの投稿が最適だと最近は感じているのです。
「感じていることを言葉にする」ということは、個人的には大切だと思っているからです。
思考することを習慣化するには短期的なメリットが得られるFacebookがオススメ
言葉に言語化することで、自分の思考を整理できますし、自分の気づかなかったことに気付く場合もあるのです。
このことが理屈でわかっても、思考したり、それを言語化するというのはなかなか難儀だったりします。例えば机の上に座って「よし、今から感情を言語化するぞ」と意気込むと、なかなか机に座ることも難しくなってくるでしょう。
そう、何かを習慣化するには短期的なメリットも必要なのです。Facebookだと、投稿すると他人から「いいね!」がもらえます。「いいね!」をもらえるのは、やはり嬉しいですよね。
こうした短期的なメリットがあれば、人は習慣を続けていくことができるのです。そしてFacebookの投稿はサクッと書ける分、ブログよりハードルが低くなるのです。
「全出し」がブランドにつながっていく
僕でさえ、自分の思考をどんどんブログに書こうとするとかなりしんどくなってしまうでしょう。そういう意味ではFacebookは自分の思考を気軽に整理できる絶好のツールだと僕は感じています。
ということで、はじめは独り言でもいいのです。twitter感覚で、どんどん呟いていきましょう。その際、他人のことは気にしないことです。他人は嫌だったら、あなたのフォローを外せばいいだけだからです。
自分の思考のメモをFacebookにダダ漏れしていけばいいのです。自分をできる限り「全出し」する。
それこそブランドになっていくのです。
この記事を書いた人

滝川 徹
「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。
時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。