早起きはやっぱり3億の「得」である

早起きをするようになり、朝の時間の「濃さ」を日々実感しています。

以前は子供達が22時前に就寝。23時に寝るまでの1時間にやりたいことをやっていました。今思えば、その時は何かに取り組む時、ちょっとがんばってる自分がいました。

例えば本の企画書を作ろうとする時、「スナックでも食べながら、だらだらしたいなぁー」という気持ちと格闘する時間があったりするのです。

夜遅くなればなるほど、スナック菓子を食べたい衝動に駆られます。ラーメンも食べたくなります。なんなんでしょうね、あの感覚。

話がそれました。夜の1時間では、油断するとスナック菓子を食べて貴重な1時間が終わってしまうので、「よいしょ」みたいな感覚でその誘惑に抵抗する感覚が必要なのです。これが意外にしんどいわけです。

そこでいっそのこと子供達と一緒に寝てしまい、普段より1時間早く起きようと決意した日から、この早寝早起き生活ははじまったのです。

同じ1時間でも、その1時間は抵抗が全くない、有意義な時間となりました。

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朝は「やる気スイッチ」が入る

「抵抗が全くない」というのは、やりたいと思ったことにすんなり取り組めるということです。

その理由の一つに、早朝にはスナック菓子を食べたくならないというものがあります。もっというと、ダラダラしようという気持ちが生じなくなるのです。

その理由は、正直わかりません。

「せっかく朝早く起きたんだし、有意義に時間を使わなきゃ」と感じるからかな、とも思います。ここはあなたも私と同じように感じるか、是非試していただきたいところです。

いずれにせよ、朝は「やる気スイッチ」が入ります。そして何より、脳のエネルギーが豊富なので、やりたいことをどんどん進めていくことができるのです。

脳のエネルギーが豊富だからやりたいことに抵抗なく取り組める

「脳のエネルギー」とは、以前からブログに書いてますが、いわゆる「意志力」に大きな影響を与えるものです。

脳のエネルギーは朝起きた時にMAXの状態で、時間の経過とともに減少していきます。脳のエネルギーが多ければ多いほど、我々はやりたいことに容易に取り組んでいくことができるのです。

脳のエネルギーについては以下のエントリーで詳しく書いています。

早朝というのは、この脳のエネルギーがたくさんあるからでしょう。本の企画書だろうが、セミナーの準備だろうが、抵抗なく取り組んでいくことができます。

逆に集中しすぎてしまうことが弊害になることもあるくらいなのです。

集中しすぎる弊害を意識してコントロールする

「集中しすぎる弊害」というのは、以前にも書きましたがリラックスする時間を気がつくととれていない状況に陥るということです。

今まで夜の1時間では、だらだらと過ごす時間があったわけです。なぜだらだら過ごしていたかというと、体がその時間を求めていたからなのです。

朝早く起きたからといって、その「だらだら」を体が欲しなくなったわけではありません。そのことを忘れて夢中になってやりたいことに集中していくと、どこかで反動が必ず訪れます。

だからあえてだらだらする時間を設ける。こうして自分の状態を意識してコントロールすることも大切だと僕は思っています。

誰もが理論上はわかっていることでしょう。それでもあえて今一度言います。「早起きは3億の得」なのです。以下の哀川さんの書籍はそのことを「なるほど」と思わせてくれます。

早起きは「3億」の徳
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早起きのコツは睡眠時間を削らないこと

早起きのコツはとにかく早く寝ることです。睡眠時間を削っての早起きは継続がまず無理だからです。

僕がどうやって早寝早起き習慣を手に入れたかを知りたい方は以下のエントリーを読んでみてください。

週末の2/19(日)に北真也さんと開催するセミナーでも、ご要望あればこの辺の話もしたいと思います。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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