ユーモアは余裕がなければ生まれない

よくユーモアが大切って言われますね。

日常生活はもちろん、仕事でのマネジメントでも大切と言われます。

例えば仕事で厳しいことを言ったとしても。その場でおもしろいことを言って相手を笑わせたらこちらの勝ちです(笑)。

僕自身も上司にそれをやられたことがあります。

厳しいことをガツンと言われて、こちらも少し腹がたっていました。しかしその後おもしろいことを言われ、つい笑わされてしまいました。

その時は「しょうがないなぁw」と思わず許してしまった記憶があります。

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気持ちに余裕があると、自然とまわりを笑わせたいと思う

そうしてユーモアがマネジメントに役立つと僕自身が体験してから。僕はユーモアを仕事でも使うことを意識してきました。5年前くらいの話です。

しかし当時は自分の仕事が忙しくて仕方がない時でした。自分の仕事をこなすことに必死すぎて、おもしろいことを言おうという意識すら、忘れてしまうことが多々ありました。

しかも当時は「おもしろいことを言わないと」という意識でした。そんな精神状態でおもしろいことを言えるはずがありません。

しかし最近はちょっと違います。

最近の僕は自分を大切に生きています。その結果、気持ち的に普段満たされています。

そうすると不思議なのですが。気持ちに余裕があるからか、まわりの人を「笑わせたい」と思うようになるのです。人に「与えたい」という欲求なのでしょうね。

例えば最近やったことは、カイジというマンガのスピンオフ企画で、「中間管理職トネガワ」というマンガがあります。

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このマンガの3巻の限定版をたまたま本屋で購入したところ、トネガワをモチーフにしたふせんが付録としてついてきました。

こんな感じで使うようです(笑)。

このふせんを見て。

僕はとっさに「会社で使ったらおもしろいかも」と思いました。そして実際に会社の女性社員に使用して、失笑されました(笑)。

え〜と、会社でこのふせんを使ったセンスの有無は別として。

何が言いたかったかというと、自分の気持ちに余裕がないとなかなか人を笑わせようと思えないということです。

余談ですがこのふせんを考えた人は天才だと思います。まさに余裕がなければこんな発想は生まれません。きっと満たされている人に違いありません。

人を笑わせようとすることは、何かを与えようとすること

もとから人を笑わせることが得意で、苦なくそれができてしまう人はそうでないかもしれません。

しかしそうでない人は、まず無理でしょう。自分の中に余裕がないからです。

人を笑わせようとすることは、つまるところ人に何かを与えようとすることです。気持ちに余裕がない人が、人に何かを与えることは難しい。

だからこそ自分を満たすことが先だと僕は思うのです。

自分のためにやるから、相手の反応は気にならない

昔の自分は人に「与えなければ」と思っていました。しかし今は「与えたい」と思います。

前者は義務で行動しているので、相手の反応に反応します。例えばプレゼントをあげてお礼がこないと、「せっかくプレゼントしたのに」と怒りが湧くでしょう。

しかし後者の場合は、内から生まれる自分の「したい」という欲求から行動します。だからこそ、相手の反応は気になりません。自分のためにやってるからです。

だからよくダジャレを言うおっさんは、相手がウケなくてもいいんですね。最近の僕も同じ心境です。自分が言いたいだけだからです。

だからユーモアを大切にしたい。そう思ったら、まずは自分を満たして、自分の気持ちに余裕を持たせること。

これが何よりも優先すると僕は思います。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒。台湾で翻訳出版された『30分仕事術(パンローリング)』含む4冊の著者。国内トップの大手金融機関で10年以上残業ゼロの現役会社員。

長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に自身が所属する組織の残業を削減した取り組みで全国表彰、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。その後は順天堂大学や創業手帳(株)での講演・研修をはじめ、時間管理をテーマに講師として活動。国内最大級のスキルシェアプラットフォーム「ストアカ」の上位2%のトップ講師に選出される。

Yahoo!ニュースに執筆記事多数。著書に『ちょっとしたスキルがお金に変わる「副業講師」で月10万円無理なく稼ぐ方法(日本実業出版)』など。

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