悩みを克服する最良の方法。それは、人に苦しみを打ち明け、助けを求めること。

何かに悩んでる時、僕達はそんな自分に恥を感じ、誰に助けを求めることなく、自分一人で問題を解決しようとしてしまいがちだ。

しかし最近依存症について学んでいるうちに、依存症の解決への重要な鍵が、「人とのつながり」「人に助けを求めること」にあるということに気がついた。

多くの依存症を克服した人のインタビューを聞いていると、その依存しているものが薬であれ、ギャンブルであれ、セックスであれ。

共通しているのは、皆誰かに助けを求めることなく、自分一人で問題を抱え、自分一人で問題をなんとかしようと苦しんできたことだ。

そして皆一様にアドバイスとして人に語るのは、「人に助けを求めよう」ということなのだ。

こうしたことからも最近僕はこの「(人に)助けを求める」ということが、悩み、苦しみを解決する非常に重要なファクター(要素)だと感じている。

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悩んでる時は、人に助けを求められない

多くの人、特に日本人は、「人に迷惑をかけてはいけない」と教わって育ってきたように思う。

僕自身も幼い頃父親に「人に迷惑をかけなければ何をやってもいい」と言われていたし、(そのせいか)長時間労働に悩んでいた頃は死ぬほど仕事を抱えこんでいた時期でさえ(上司や同僚に頼ることなく)「自分一人でなんとかしなきゃいけない」という謎の責任感で朝早くから夜遅くまで仕事をしていた。

今の自分からすると、素直に「助けを求めたらいいのに」と思う。

実際、当時先輩社員は「大丈夫?手伝おうか?」と声をかけてくれたりしていた。

でも当時の僕は、「人の助けを借りることは恥ずかしいこと」と思っていたように思う。

当時全然「大丈夫」じゃなかったのに。「大丈夫です」と先輩社員がせっかく差し伸べてくれた手をはねのけていた。

「人からの評価」に依存していたあの頃

こうしてふりかえってみると、(おそらくだが)当時僕も一種の依存症になっていたのだと思う。

「何に?」と聞かれるとむずかしいが、おそらく「人からの評価」に病的に依存していた。

当時の僕は「人から認められたい」「すごいと思われたい」とずっと思っていて。人から認められること、評価されることに固執していた。

仕事をあまりにもしんどい中、それでも無理してがんばっていたのも、そうした背景があったように思う。

そして、人からの評価に固執していたからこそ、人に助けを求めることができなかったのだと思う。

人に助けを求めれば、「自分一人で仕事をこなせない弱いヤツ」と思われる気がして、今思うと先輩社員に素直に助けをお願いすることができなかった。

もっと早く「助けてください」と言えばよかった。そうすれば、(当時めちゃめちゃ苦しんだが)あんなに苦しまずにすんだと思える。

悩みは誰かに打ち明けると楽になる

長くなったが、今日僕が言いたいのは、もし君が今何かに苦しんでいるなら。人に「苦しい」と打ち明けて、助けを求めよう。

両親でも、パートナーでも、友人でもいい。誰にも言えない悩みがあるなら、カウンセラーなど、そうした話を聞いてくれる専門家に話をしてみよう。

僕自身も誰にも言えない悩みをライフコーチであるアラン・コーエンに話をしたことがある。

彼に話をすることで、気持ちが本当に楽になったことを覚えている。

そう。悩みは人に話だけで楽になるんだ。

苦しみの大部分は、実はその問題そのものより、その問題を誰にも話せないことによる孤立、社会との断絶した感覚が大きいように思う。

悩んでる時は自分が欠陥をもった人間のように感じるし、「誰にもわかってもらえない」と感じるので、強い孤独感を感じる。

その孤独感が、苦しみを強めるのだ。

AAをはじめとした自助グループが存在する理由

たとえばアルコール依存症を克服する一つの方法として、AAに通うという方法がある。

AAとはアルコホーリクス・アノニマスの略で、簡単に言えば、アルコールをやめようと決意した人達が集まる場だ。

AAは海外ドラマとかでよく出てくるので、見たことがある人がいるはずだ。

アルコール依存症を克服しようとする映画やドラマの主人公が、集会みたいなところに行き、そこで自分のアルコール依存の体験をみんなにシェアする。そんなシーンがよく描かれる。

僕が好きなポッドキャスターで、アルコール依存症を克服したリッチ・ロールも、アルコール依存症の克服にAAに通うことを薦めているし、本人も今も通っていると話をしている。

ちなみにアルコール依存症の場合はAAとなるが、薬物、ギャンブル、セックスにはじまり、依存症毎にAAのような自助グルーブは存在しているようだ。

こうした場に継続して通うことが依存症克服につながる大きな要因の一つは、まちがいなく人とのつながりを感じることができ、人の助けを得られるからだろう。

「人とのつながり」が問題解決への鍵

何かに悩んでる時、僕達はそんな自分に恥を感じ、誰に助けを求めることなく、自分一人で問題を解決しようとしてしまいがちだ。

しかし実は、そうした「一人でなんとかしなければいけない」という姿勢そのものが、そもそもの悩みを作り出した可能性があることを忘れてはいけない。

悩み、苦しむことは恥じゃない。普通のことだ。

大切なことは、人に悩みを話し、助けを求めることだ。

そうすることで人はようやく人とのつながり、人とつながっている感覚を取り戻すことができる。

それがきっと、悩みの解決につながっていく。

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この記事を書いた人

滝川 徹

1982年東京生まれ。

慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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