毎日ブログを書くと決めていたサラリーマンの僕が休日にブログを更新するのをやめた理由

「あー、ブログを書く時間がなくなる〜」

昔休日に子供と夜遊んでいて、頭にいつも浮かんできていた言葉です。

毎日ブログを更新すると決めていた昔の僕は、休日ブログを更新することにプレッシャーを感じていました。

当時平日は毎朝出勤前に会社近くのマクドナルドでブログを書く時間を確保していました。しかし休日になると、子供が朝早く起きてきたりして、ブログを書く時間がなかなか確保できませんでした。

ブログを書いていると、娘達が「パパ〜」と起きてきて、頭にあった文章は眠気とともに吹き飛んでいきました。

そのうち休日のブログは夜に書くことが習慣となりました。その結果、夜になると「早く寝てくれ〜」と願うようになってしまったというわけです。

そういう意味で色んな葛藤を経て、今の僕は休日はブログをお休みするようになりました。

それは貴重な「今」という時間をもっと楽しみたいとあらためて感じるようになったからです。

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思うようにブログを書けないことで休日を十分に楽しめなくなった

あらためて言う必要はないのかもしれませんが、ブログを書くのは楽しいです。

しかしやはり僕も人間ですから、ブログを書くことを楽しむにはそれなりに精神的なゆとりが必要です。

平日はそのゆとりがあります。朝出勤前にマクドナルドで一人でブログを書いている時間は至福の時間とも言えるでしょう。

しかし冒頭に書いたように、休日は子供との時間を最優先にしています。そうすると、ブログを書こうと思うと、ブログを書けるかどうかが子供に左右されてしまうことになるのです。

そうです。子供が寝た時間がブログを書ける時間になります。僕の場合子供が二人いるので、同時に寝るとは限りません。一人は寝ても、もう一人が起きていればブログを書くことはしません。

そうして夜が更けるごとに僕の気持ちは焦っていくばかりでした。休日はいつもこんな葛藤があり、自分自身でも違和感を感じていたのです。

子供達ときちんと向き合えていない自分が嫌になった

こうした葛藤と向き合っていると、「ブログを書かなければいけない」という気持ちが自分を苦しめていることに気づきました。

休日の朝、目が覚めた時から「ブログを書かないとなー」と思っている自分がいました。日中子供と遊んでいても、「夜ブログ書かないとなー」と思ってる自分がいるのです。

そんな感じで、目の前の子供達と向き合って遊んでいない自分が嫌になりました。

これだったらいっそのこと1時間近くの喫茶店に行ってブログを書いてきてから子供達と遊んだほうがずっとマシです。

あ、その手があったか(笑)。

今を楽しむことを最優先事項にして、無理に休日ブログを書くことをやめた

そんなこんなで色々悩んだ末、休日はブログを無理に更新するのはやめようと思うようになりました。

ブログを書くと決めてしまえば、どうしたってブログを「書かなければならない」という自分の中のプレッシャーと向き合わざるをえないと思ったからです。

もちろん前日の夜に早く寝て、早く起きれば子供達が起きてくる前にブログを書くことはできるのかもしれません。

しかし夜は夜で、人生を楽しむ時間があるじゃないですか。僕の場合は映画を見たり、散歩をしたりする時間も大切なのです。

結局のところ、僕は「今」を大切にしたい。今を楽しむことが最優先事項なのですね。そう考えるようになりました。

「ブログを書かなければならない」なら、書くことはできるでしょう。しかしその結果、楽しい時間が減ってしまうのは本末転倒と思うようになったのです。

僕は人生を、「今」を楽しむことに集中したいと思ったのです。そうして休日はブログをお休みすることにしました。

その結果、最近は家族と過ごす休日を以前よりずっと楽しめるようになりました。ま、人間ですから、夜は自分の時間が欲しいと思ってしまい、「はよ寝ろ〜」と思う時はあります。

最近はそんな自分も受け入れています。それも全部ひっくるめて、幸福な人生。そんな風に思っています。

「問い」と向き合い続けたことが決断につながった

ということで、振り返ると大切だったのは以下のような問いでした。

  • 何を目指してブログを毎日書いているのか?
  • ブログを「書かなければいけない」は本当なのか?
  • 今の状態(休日をきちんと楽しめない)を解消するにはどうしたらいいのか?
  • 今を楽しんで生きているか(未来のために今を犠牲にしていないか)?

こうした問いにきちんと向き合うことが幸福な人生につながる。最近の僕はそう考えています。

是非あなたもこうした問いとあらためて向き合ってみてくださいね。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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