「独立する=自由になる」という公式は誤りで、自分軸がないと独立しても仕事に振り回されて自由にはなれない。
仕事への執着を捨てたら、今のサラリーマンの生活がどれだけ自由か。今の現実への見え方が変わったことで、それを強く実感することになった。
昨日はそんな話を書きました。
今日は自分軸を確立するためには時間がかかるということ。どのように考えたらその時間を楽しむことができるのか。
僕の経験を踏まえ書いていきたいと思います。
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未だにやりたくないことをやってしまうことだってある
この「人生が本当に変わってしまった話」も12エントリー目になりました。
僕が心屋さんの「一生お金に困らない生き方」を読んでから、何を考え実践してきたか。丁寧に書いてきたつもりです。
つまるところ、心屋さんが言う「やりたいことをやって、やりたくないことをやめる」を続けていっただけです。
そしてここまでの僕のエントリーを見てきて、みなさんは僕が「自分軸を確立している」と思ってらっしゃるかもしれません。
それは「そうです」とも言えるし、「そうでもない」と言えるでしょう。
確かに昔の僕に比べれば、自分軸が確立された。そう言っていいと思います。かなり他人の目線よりも自分の気持ちを優先できるようになりました。
でも当然いつでも「やりたいことをやって、やりたくないことをやめる」が実践できているわけではありません。
昔の習慣はなかなか抜けないものです。30年くらい「いい人」をやってきたのですから、反射的にやりたくないことを引き受けてしまうこともあります。
「心地いい」を追求するための生き方にこだわって、結果的に心地悪くなってないか
でもそんな自分を責める必要はないのです。
特に僕は完璧を求める傾向があるようです。「やりたいことをやって、やりたくないことをやめる」生き方をすると決めた以上、完璧にそれができるようになりたい、と。
「完璧であるべき」と思うと、例えばやりたくないことを引き受けてしまった自分をつい責めてしまいます。イライラしてしまうのです。
つい最近までそんな日々を過ごしてきましたが、大切なことに気づきました。
本来は自分の「心地いい」を追求するためにこの生き方を追求しているわけです。にもかかわらず、自分の完璧を追求して、結果的に心地悪くなってるのは本末転倒だと気づいたのです。
明日からいきなり独立する。いきなり残業をゼロにする。普通の人はなかなかできません。
それでいいのです。いきなり人気ブロガーになれないのが普通です。
毎日ブログを書いていくように、毎日日々「やりたいことをやって、やりたくないことをやめる」を実践していくのです。
そうした日々を積み重ねていくと、僕が残業ゼロを実現したように、気づいたら大きなことが達成できているわけです。
修行の時期 である「今」を楽しむ
だから自分の「心地いい」を追求していきましょう。そして「やりたくないこと」をやらざるをえなくなっても、それはそれでオッケーなのです。
心屋さんの言葉を借りれば、「そんな自分にオッケー」なのです。
一年かけてようやくその意味がわかりかけている気がします。
とにかく焦らず、コツコツ続けていくこと。その先に、自分が到達したいゴールがあります。
一年前の自分がこのことを理解していたら、もう少しここまでの道のりを楽しめた気がします。
成長するには、時間がどうしても必要です。修行の時期が必要なのです。ドラゴンボールの孫悟空や、ワンピースのルフィのように。修行後に強くなった自分を想像してみましょう。
そうして今を「修行の時期」と割り切ると、この時間を楽しむことができるのではないでしょうか。
僕は修行を終えた数年後の自分の姿が本当に楽しみです。
ということで。
「人生が変わってしまった話」はここで一旦終了します。明日からは「サラリーマンが専門分野を作る方法」をシリーズでお届けしたいと思ってます。
今日からあなたにできること
成長には時間がかかる。修行を終えて強くなった自分を想像して、この時間を楽しもう。
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