割り込みタスクを計測する

task

自分のタスクリスト通りに仕事がこなせたら仕事は楽に違いない。

毎日鼻歌を歌いながら仕事ができる。
摩天楼はバラ色にだ。でもリアルな世界では、客先や上司から急な依頼が飛び込んでて業務の中断を余儀無くされる。
けっこうな頻度でだ。
これがいわゆる割り込みタスクと呼ばれるものだ。

割り込みタスクに費やされる時間を知る

割り込みタスクもある意味ルーティンだ。
時間を計測してみると、よくわかる。
毎日一定の時間を割り込みタスクに費やしているはず。
その時間の平均を出せば、一日何分くらい割り込みタスクがあるか把握できる。
task

その時間もルーティンタスク同様労働時間から天引きしよう

前回記事の通り、自分の労働時間からルーティンの時間と併せて
割り込みタスクの時間も天引きしよう。
そうすると、より自分の持ち時間が正確になる。
仕事を無理に詰め込んでいっぱいいっぱいになるという事態を大分防げるようになる。

まとめ

人によるかもしれないが、割り込みタスクに費やされる時間はそれなりにある。
割り込みタスクは今進めている仕事も中断しなければならないし、デメリットは大きい。
でもリアルな世界では発生を避けることはできない。
でも、一日何分かは割り込みタスクが入ってくるという心づもりを持つ。
それだけで大分ストレスは軽減する。
割り込みタスクとはいえ、予測の範囲内になるからだ。
割り込みタスクを避けて仕事をすることはできない。
であれば問題は割り込みタスクとどうつきあっていくのかだ。
事前にある程度の割り込みタスクは仕方ないと実感して
受け入れることから始めよう。

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告