「会社の仕事がつまらない」は「自分なりのテイスト」で「おもしろい」に変えられる

仕事が「おもしろい」と感じる時はどんな時だろう。

それは、自分が「いい仕事をした」と思えた時ではないだろうか。

では、「いい仕事」とは具体的にどんな仕事なのだろう。

「結果が出せた時」かもしれない。

しかし少なくとも僕の場合、「自分にしかできない仕事ができた時」だ。

それは、スティーブ・ジョブズのような革命的な仕事のことではなく、一言で言うと、仕事で「自己表現ができた」と感じることができた時だ。

そう。仕事で自己表現ができると、仕事はおもしろくなっていく。

今日は会社の仕事がずっと「つまらない」と感じてきた僕が、仕事を「おもしろい」と感じられるようになった経験から、仕事をおもしろくするコツをお伝えしよう。

それでは、今日も早速いってみよう!!!

「ただの作業」が仕事をつまらなくする

会社で与えられる仕事は、自分で意識をしないと「ただの作業」になってしまう。

これが会社の仕事をつまらなくしている。

なぜなら、そのままだとその作業は「誰でもできる仕事」となるからだ。

「誰でもできる仕事」をそのままただやっていて、仕事がおもしろくなるはずがない。

実は仕事をおもしろくするコツは、「自分なりのアレンジ」にある。

説明していこう。

仕事に自分らしさを反映させる

昔の僕は、仕事の内容がつまらなければ、「仕事はどうやったってつまらない」と思いこんでいた。

つまり、会社の仕事がつまらないなら、会社のどんな仕事をやっても「つまらない」はずだと決めつけていたのだ。

しかし、今思うとこれはまちがいだった。

なぜなら、今は会社の仕事でさえ、「おもしろい」と感じるようになったからだ(全てとまではいわない)。

仕事に「自分なりのアレンジ」を加えるようになったら、仕事が「おもしろい」と感じるようになった。

たとえば、僕は物事をシンプルに効率よくするのが好きだし、得意だ。

会社で「他社に仕事を発注する仕組みを作ってほしい」と上司から依頼されたら、シンプルで効率よい仕組みを作ることを意識する。

そうすると、自分が好きで得意なことをやっているし、「自分らしい仕事をしている」と感じることができる。

完成した仕事(仕組み)は、まさに僕らしさが反映された仕事となるわけだ。

一方、同じ仕事でも。仕事を正確に進めたい人がその人のテイストで仕組みを作れば全く異なった仕組みができあがる。

その仕組みは、僕のシンプルで効率的なものとは違い、ヌケ漏れのない、時には複雑な仕組みになるだろう。

それはそれで、「その人らしい仕事」となるわけだ。

このように、仕事を与えられた時に、その仕事を自分らしくアレンジすることを考えること。

それを意識してできるようになれば、仕事をおもしろくすることができることを僕は学んだ。

まとめ

今会社の仕事が「つまらない」と感じていても、自分の意識を変えることでおもしろくすることは可能だ。

その秘訣は、仕事に「自分なりのテイスト」を加えることにある。

仕事に「自分らしさ」をのっけること。付加すること。

それを意識することで、創意工夫の楽しみを味わうことすらできるようになる。

今すぐ会社をやめる予定がないなら、今の会社の仕事をどうやって楽しめるかを考えること。

それがあなたの生きがいにも大きく影響を与える。

ぜひ今の仕事を楽しめるように、工夫してみてほしい。

まずは、自分がどんな時にやりがいを感じるか。自分が今までどんな時に仕事でやりがいを感じたか。今日は思いだしてみてほしい。

そこに、あなたが好きなこと、得意なことを見つけるヒントがある。

それを見つけたら、次の仕事でぜひあなたのテイストを仕事にのっけてみてほしい。

きっと仕事が少しずつ楽しくなっていくはずだ。

ということて、参考にしてほしい!!!

今日のアクション

今までどんな時に仕事でやりがいを感じたか。その理由を考えてみよう。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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