「仕事の生産性って一体どうやったら上げられるの?」への答え

コロナの到来で、今までとは比較にならないスピードで多くの人が働き方を変えることを余儀なくされている。

仕事は増え続け、人は減り続ける。

この傾向は、今後より一層強まっていくのは間違いない。

激動の時代に自分の時間を確保するために絶対に必要なことは「仕事の生産性を上げること」だ。

その一方、「仕事の生産性を上げろ」と言われても。

一体どうやったら、仕事の生産性を上げることができるのか。

この問いへの「答え」が見つからないと、仕事の生産性は上げようがない。

今日は僕自身が長時間労働から「残業ゼロ」に変わった経験から、その「答え」について書こうと思う。

結論から言ってしまうと、インプット、つまり「仕事に投入する時間を制限するしかない」というのが僕の答えだ。

わかりやすく言えば、残業をやめる。働く時間を減らす。

「今クソ忙しいのに、そんなことできるわけがない」「そんなの、ただの正論だ」という声が聞こえてきそうだが。まぁ、まずは話を聞いてほしい。

なぜなら、僕自身も「残業しない」と決めてから、自分でもびっくりするくらい生産性が上がったからだ。

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別に「残業ゼロ」になる前に「何も考えてなかった」わけじゃない。

毎日、「どうやったら仕事を効率よく終わらすことができるのか」「どうやったら早く帰れるのか」を一生懸命考えていた。

当時からタスク管理をやっていて,仕事も1分単位で管理していた。

それでも、「残業ゼロにする」と決めてからの生産性の上がりっぷりは、自分でも驚くものがあった。

その経験からわかったのは、「人って追いこまれた時はものすごい勢いで頭を使う」ということだった。

誰だって早く仕事を終わらせたいと考えている。どうやったら仕事を効率化できるか。一生懸命考えてるはずだ。

でも、「残業」「働く時間を増やしてもいい」という選択肢があると。人は心のどこかで「仕事が終わらなければ、残業すればいい(するしかない)」と無意識に考えてしまう。

それが人間であり、これはとても自然なことだと思う。

しかし問題は、「仕事が終わらなければ残業すればいい」と、心のどこかで思っていると。

「生産性を上げよう」という思考がストップしてしまうことだ。

なぜなら、「仕事が終わらない」という課題に対して、残業をすることでその課題が解決してしまうからだ。

働く時間を増やすことで課題が解決してしまえば、人はそこから(わざわざ頭をさらに使って)「生産性を上げよう」とは考えなくなってしまう。

多くの人の生産性が上がらない理由はここにある。

多くの人は「仕事を責任もって、終わらせなければいけない」という責任感から、残業をする。

しかし先程書いたように、残業することで生産性を上げる機会を失い続けてしまうというわけだ。

これに対する解決策は一つだけ。

働く時間を制限して、生産性を上げることに必死になって頭を使うしかない。

僕自身経験したからこそわかるが、お尻に火がつくと、人は驚くほど頭を使う。

今の時点では、まだなかなか受け入れ難い話かもしれない。それはそうだと思う。

なので、今日の時点では「そうなのかなぁ」くらいに思っておいてほしい。

そのうえで、15分からでもいい。働く時間を少しずつ減らしてみてほしい。

今毎日20時に帰っているなら、19時45分に「絶対に帰る」と決める。仕事を残してでも、19時45分に帰ると決める。

そうして帰れるようになったら、19時半に帰るようにする。

こうして少しずつでもいい。働く時間を制限していく。

それが仕事の生産性を上げて自分の時間を取り戻す、一番の近道になる。

理解を深めるためにも、以下のYouTube動画を見てみてほしい。

ということで、参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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