最初の2秒の何となくは正しい

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僕は職業柄色々と調べものをすることが多い。そんな時に一番早く結論(答)にたどり着く方法を紹介しよう。

自分でまず仮説を立ててから調べる

実はこれだけだ。でもこれが一番大切だ。

何かについて調べものをする時にとりあえずやみくもに情報収集をしている人は多いのではないか。昔の自分は少なくともそうだった。まずたくさんの情報にあたり、答を探していく。

でもこの方法は実は非効率的だ。なぜか。

最初の2秒の何となくは正しい

こちら↑の本を読んで妙に納得したのを覚えている。この本に書いてあることは要するに自分がスペシャリストである分野については、直感がかなりの確率で的中するというのだ。

ここでのポイントは自分がその分野のスペシャリストということだ。つまり自分の専門分野以外の直感はあまりあてにしてはいけない。

しかし自分の専門分野であれば何か調べものをする時に「たぶんこのような答えとなるはずだ」とあたりをつければ正解する確率が高い。

であれば、自分の答え(仮説)をまず立て、その根拠となる情報を探すようにすれば最短のルートで情報収集することができる。これこそが究極の効率化である。

万が一結論が間違っていたとしてもその間違っている理由から次の情報を収集していけば全く問題ない。少なくとも僕はこの方法で失敗した経験はない。

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まとめ

僕達の直感は専門分野では正しい。この原則を学んでから仕事がとても速くなった。また、直感を意識して仕事の判断をするようになった。

この仕事方法に変更してから、悪いことは未だ起きていない。感覚的にも最初の2秒の何となくは正しいと思う。自分の仕事では自分はプロフェッショナルだと自負がある人は是非日頃の仕事でも直感を意識して仕事をしてみてほしいと思う。是非この記事で紹介した書籍も読んで欲しい。

 

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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