残業する人と、しない人の違い-アーニー・J・ゼリンスキー著の「ナマケモノでも「幸せなお金持ち」になれる本」

残業する人と、しない人。両者の違いは何だと思いますか?

一つ大きなポイントをあげるとすれば、残業をする人は「マジメ」なのです。与えられた仕事を「きちんとやろう」とする姿勢がものすごく強い人達だと感じます。

一方、残業をしない人はある意味、「ナマケモノ」なのです。

彼らは与えられた仕事を全部こなしていては、いいことは何もないことを知っています。だから常に最小の労力で最大の成果を出すためにどうすればいいか。考え続ける人達なのです。

もしあなたが残業が多いことに悩んでいるなら、思考を少しずつ「ナマケモノ」に変えていくことです。「ナマケモノ」であるということは、仕事をサボる人間ということではありません。

一言で言えば、「仕事のツボを押さえた人間になる」ということなのです。

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知らないと損する「80対20の法則」

あなたの仕事の成果の8割は、今のあなたの仕事の2割から生み出されている。このブログでも度々紹介している80対20の法則です。

この法則を知らない人が意外と多くて、ちょっとびっくりします。80対20の法則がどれだけ確からしいかは、著者が本の中で論理的に説明しているので、僕がわざわざ説明する必要はないでしょう。

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この法則は逆に言えば、今のあなたの仕事の8割はあまり付加価値を生まない仕事ということです。だとすれば、その8割の仕事をマジメにやることに意味があるのかということなのです。

付加価値を生まない8割の仕事への時間を減らし、大切な2割の仕事への時間を増やす

仕事をきちんとやることが悪いことだとはいいません。ただし、あなたが残業を減らしたいなら、8割の仕事へ取り組む姿勢を見直さなければ「ムリ」ということです。

そういう意味では、仕事で全く手を抜かないことと、残業の問題はトレードオフの関係にあると言ってもいいでしょう。

そしてあなた個人がどう思うは別として、仕事の本来の目的は成果を出すことのはずなのです。にもかかわず、いつの間にか仕事を「会社から言われた通りきちんとやること」が目的化している人が多いと最近つくづく感じます。

80対20の法則にもとづけば、その会社から与えられる仕事の8割は極論ムダなのです。

だからナマケモノはどうするかというと、そのムダな8割の仕事に使う時間を極力減らし、成果を生む2割の仕事に多くの時間を投入することを意識しています。

だから彼らは成果を落とすことなく、定時に帰ることができるのです。

マジメな人はあえて手抜きをしてみよう

残業する人と、しない人。両者の大きな違いは能力というより、考え方なのです。だからもしあなたの思考が今「マジメ」に偏ってるなら、思い切って仕事で手抜きをしてみることをオススメします。

手抜きのテクニックについては、以下のエントリーについても書いています。

もとからマジメなあなたが手を抜いたとしても、その仕事は雑にならないから大丈夫です。試しにすごく重要ではない仕事で、手を抜いて仕事を上司に提出してみることです。

あなたの心配とは裏腹に、「よくできてるね」とむしろ褒められたりするでしょう。そんなものなのです(笑)。

ナマケモノの思考については以下の二つの書籍が参考になると思います。よかったら読んでみてください。

ナマケモノでも「幸せなお金持ち」になれる本
アーニー・J・ゼリンスキー
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投稿者プロフィール

滝川 徹
滝川 徹
東証一部上場の保険会社で「残業ゼロ」を1年以上実践するサラリーマン。慶応義塾大学卒。「気持ちが楽になる働き方」著者(同書はKindle新着ランキング2冠を獲得)。

専門は「タスク管理」。現在は「シゴタノ!」主宰の「タスクカフェ」の非常勤講師を務める。

会社で働く人の「自分らしい働き方」の実現に貢献したいと考えています。「家庭」と「自分らしく生きること」を大切に、日々自分を貫いて生きています。

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