本の執筆ははじめから「完成品」を目指さない

出版が決まってから、コツコツと毎日執筆しています。
進捗状況としては第1章のドラフトが完成。第2章の半分ちょいくらいが終わっている感じです。
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はじめから完成品を作ろうとしない
僕は普段ブログをこうして書いているので、けっこう文章は早く書けるほうだと思います。それでも本の文を書こうとすると、なかなか書けないと感じる自分がいました。
こういうことを書きたいと思っていても、ブログのようにスラスラと書けないのです。第1章のはじめのほうは一文一文を生み出すのにかなりの時間とエネルギーを使いました。
そこで毎月恒例のものくろさんのグループレッスンでものくろさんにアドバイスを受けました。
「完成品を最初から作ろうとしていないか」。「文章はまずたくさん書いて、後で削ぎ落としていけばいい」。
なるほど。確かに言われてみると、完成品を目指している自分がいたような気がするのです。
はじめから今まで書いたことのない「本」の文章を書こうとしているわけです。それでは力も入ってしまうし、うまくいかないはずです。
ということで、最近はブログを書く感覚でスラスラ書いています。思いついた内容をとりあえずどんどん書いていくのです。
不必要な部分は後で削ればいい。そう割り切ると、執筆はかなり楽になる。ものくろさんのアドバイスに感謝して日々コツコツと取り組んでいます。
ブログも習慣化するまではそういった感覚がありますよね。人の視線を気にすると「いい文章を書かなければならない」と思うのと同じ現象です。
まずはどんどん書いてしまえばいいのですよね。
これはきっと良い作品になります。楽しみにしててくださいね。
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。