僕の「出版プロジェクト」もいよいよ大詰めだ。
おそらくだが、今僕は商業出版のための最後の壁を越えようとしている。
編集者さんとやりとりをしていると、その最後の壁の正体はどうやら本の「切り口」のようだ。
本の内容はOK。しかし、商業出版をする以上はベストセラーを狙わなければいけない。
だからこそ、わかってしまえばとてもシンプルなことだけど、世の中の多くの人が見落としているような盲点というか、圧倒的な「切り口」が必要となる。
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「圧倒的な切り口」とは何を指すのか
たとえば安宅和人さんの「イシューからはじめよ」はまさにこの「圧倒的な切り口」をもった本だろう。
本1冊を通して著者の安宅さんが世の中(読者)に訴えたいのは、「イシュー(ものすごく簡単にいえば、解かなければいけない本質的な問題)を見極めろ」ということだけだ。
安宅さんは、イシューさえ見極めることができれば、やることは1/100にできると主張し、イシューを見極める方法について1冊の本を書いた。
僕自身もこの本を読んだ時「こういう発想があったのか!」と驚いたものだ。
ベストセラーを出すには、こうした圧倒的なインパクトを読者に与える必要がある。
そのために必要なのが、斬新な、「圧倒的な切り口」というわけだ。
本の内容よりも実は大切なこと
そう。正直、僕自身も今の段階に至るまで気がつかなかったのだが、本でもっとも大切なのはこの切り口なのだ。
実は僕は、ずっと本の内容が大切だと思っていた。
もちろん、本の内容は大切だ。その本を読んで、「おもしろい」「役に立った」と思ってもらわなければその本の価値はない。
でも、「おもしろい」「役に立った」と思ってもらえるのは言ってしまえば当たり前で。
読者がその本を読んだ後に、(少なくともその本が書いたテーマについて)世界の見え方が変わるような切り口で、自分が主張したいことを説明する必要があるのだ。
ある意味、それが本の場合の、安宅さんの言う「イシュー」なのかもしれない。
「イシューからはじめよ」には「イシュー」について、次のようにも書かれている。
- よいイシューは深い仮説がある。ふつうであれば、「ここまでスタンスをとるのか」というところまで一気に踏み込んでいる。「常識を覆すような洞察」があったり、「新しい構造」で世の中を説明したりしている。
- 一般的に信じられている信念や前提を突き崩せないかを常に考えるようしたい。
- イシュー見極めにおける理想は、若き日の利根川のように、誰もが「答えを出すべきだ」と感じていても「手がつけようがない」と思っている問題に対し、「自分の手法ならば答えを出せる」と感じる「死角的なイシュー」を発見することだ。世の中の人が何と言おうと、自分だけがもつ視点で答えを出せる可能性がないか、そういう気持ちを常にもっておくべきだ。
はたして僕の本の「イシュー」はなんなのだろうか?
その答えを導きだせた時。
僕の本は無事世に出て、きっとベストセラーになるのだろう。
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