【2024年のふりかえり】本を出して人生がどう変わったのか?他

もう2024年も終わりだ。自分自身の記録の意味で、簡単にこの1年をふりかえってみたい。

今年の前半は、ふりかえるとけっこう自分で自分の首を絞めてしまったというか、苦しい時期だったように思う。

昨年末もふりかえりを兼ねて記事を書いたが、3冊の本を出したいと書いているように、自分への期待が高すぎた

その結果、現実=思ったように出版の企画が通らないことに苦しむことになった。

本を出しても人生はそう大きく変わらない

よく本を出しても思うように人生は変わらないと言われるが、私もこのことを痛感することになった。

2023年12月に念願だった商業出版を果たし、運がいいことに2月にももう1冊を出すことができた。私はこの後もどんどん本を出していける。そう思っていた。

しかし現実は思っていた以上に厳しかった。その後何度もさまざまな出版社に新たな企画書を送り続けたが、反応はなかった。

こうした経緯で、今年の前半は自分の期待と現実のギャップに苦しむことになった。

数ヶ月経つと、ようやく現実を受け入れられるようになったのだろう。そんなに自分にプレッシャーをかけなくていいのではないか。そう思えるようになった。

幸い、1社からあらたな執筆のオファーをいただいた。今年はこの1冊の執筆に集中しよう。

そう思えるようになっていた。

YouTube・Podcastを割と本気ではじめた

そうそう、今年あらたにはじめた取り組みにYouTubeとPodcastがある。いずれも週1回更新しようと決めたものだ。こんな感じ↓だ。

はじめたきっかけは、やはり本を書き続けるために、自分の影響力・発信力を上げる必要があると考えたからだ。

別にインフルエンサーにならなくても本は出せるが、インフルエンサーであれば本を出しやすいのも事実。

インフルエンサーになれるかはわからないが、それを目指すことが本を書き続けるためには必要。単純にそう考えた。

一方で、毎日更新などはとてもできそうにない。そういう意味では、短期で勝負はできないと考えた。

目標はとにかく、週1回、YouTubeとPodcastを更新すること。これくらいならできる。そう考えた。

毎日更新するよりは(インフルエンサーになるまで)ずっと時間はかかるだろう。でも、私はそれでいいと考えている。

10年かかってもいい。それくらいの気持ちで取り組まなければとても続けられないからだ。

目標は10年後、インフルエンサー(自分基準)になること。10年後、この記事を読んだ時にどう感じるか。楽しみだ。

来年はTwitterも割と本気でやろうと思う

来年はもう一つ、Twitterも本気でやってみようと考えている。本気と言っても、こちらも週1回の更新を目標とする。

なぜ週1?と思うかもしれない。

理由はいくつかあるが、一番の理由はTwitterで勝ちたい=インフルエンサーになりたいなら、質の高いコンテンツをアップし続ける必要があるからだ。

Twitter(YouTubeやPodcastもそうだが)は誰もが気軽に投稿できる分、競争が熾烈だ。そこそこのコンテンツを毎日アップしても、フォロワーは増えない。

フォロワーを増やしたいなら、他者を凌駕する質の高いコンテンツ・情報を発信し続ける必要がある。

執筆とYouTube・Podcastをやっている今の僕に、毎日Twitterで質の高いコンテンツを上げることはできそうにない。

でも、週1回ならなんとかできるかもしれない。そう思い、週1回の更新を目標にした経緯がある。

YouTube・Podcastと同じで、週1回ではインフルエンサーになるまでの時間は毎日更新よりは落ちるだろう。だからこちらもYouTube・Podcast同様、10年かかる前提でやるつもりだ。

YouTube・Podcastであれ、Twitterであれ、10年かけてインフルエンサーになる。これが当面の目標となる。

ビジネスについて書きたいのはこんなところか。あとは、自分の内面について気づきが大きかったことを少し書いておく。

ダメな自分を(少し)受け入れられるようになった

自分のダメさを(少し)受け入れられるようになった。これが今年1番の成長だろう。

きっかけは今年の後半、たまたま落ち込むことが続き「自分はなんてダメなんだ」と思い悩む時期があったことだ。

ブレイクスルーはランニングの帰り道、もうすぐ(東京の)自宅というところで起きた。

「自分のことをダメだと思うということは、今のダメな自分=そのままの自分を受け入れられていない。そういうことだ!」と気づいたのだ。

ふりかえると私はこれまで散々「俺はなんてダメなんだ・・」と自分にダメ出しをしてきたが、これは自分への理想・期待が現実と噛み合ってないからだと気づいた。

本当は、自分が否定しているダメな自分こそ、自分なのだ。にもかかわらず、私はそんな自分を否定し、(無意識で)理想の自分こそ自分。そう考えてきたということなのだろう。

しかし冷静に考えれば、自分が否定してきたダメな自分こそが、本来の私の姿なのだ。

大切なことはこれを認め、その前提で行動していくことなのではないか。そのように考えるようになった。

というのは、自分がダメで、空気も読めないし、視野も狭い=いろんなことに気づいていない。このこと認めることができれば、もっと謙虚に生きることができるようになる。このことに気がついた。

自分がデキると思いこんでいると、人はどうしても傲慢になる。でも自分が全然ダメという前提で生きれば、もっと謙虚になれ、人の意見にも耳をもっと貸せるようになる。

結果、良い意思決定ができるようになるだろう。

自分が全然ダメだと受け入れられれば、家族をはじめ、そんな自分と付き合ってくれる人達にもっと感謝もできるようになる。いいことづくしだ。

といっても、現時点ではダメな自分を否定していることに気がついた、というレベルで、完全にダメな自分を受け入れられるようになったと言えるレベルではない。

来年はもっと自分を受け入れることができるようになれるといいなと思う。

最後に

今年のふりかえりは、こんなところだと思う。

色々あったが、なんだかんだで今年はいい年だったと思う。健康に過ごせたし、家族とも過ごせたし。うん、満足だ。

2025年もいい年になることを祈りつつ、筆をおきたい。

みんなも良いお年を!来年もよろしく!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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