毎日自分に誇りをもって生きていくための、2つの条件-自分が「やる」と決めたことを毎日やる、自分が「うしろめたい」と感じることをやめる。

君は今の自分の生き方に満足しているだろうか?

毎日誇りをもって生きていけているだろうか?

実は最近、あらためて毎日自分に誇りをもって生きていくことがQOL(クオリティ•オブ•ライフ)に直結していると感じるようになった。

おっと、勘違いしないでほしい。誇りをもって生きるために、何かすごい実績が必要なわけじゃない。

自分に誇りをもって生きていくために必要なことは、次の二つだけあれば十分だ。

  • 自分が「やる」と決めたことを毎日(あるいは定期的に)きちんとこなせているか
  • 自分が「うしろめたい」と感じる行為をやらない

こうして書いてしまうと簡単なことだが、君も知っての通り、この2つの条件を満たして生きていくことは現代ではとてもむずかしい。

でも最近ようやくわかったんだ。この2つの条件を満たして生きていないと、本当の意味で自分の人生、生き方に満足して生きていけないということに。

なぜなら、この2つの条件を満たすことは、自己肯定感に直結しているからだ。

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自分が「やる」と決めたことを毎日実行する喜び

たとえば僕は、原則毎日次のことをこなすことを自分に課している。

  • 瞑想20分
  • 毎日腹筋20回、腕立て13回(中途半端な数字だが、まぁ、いいじゃないか)
  • 日記
  • ブログを書く
  • Twitterを投稿する
  • ランニング15分、ウォーキング30分、スイミング30分

僕のスマホにはこれらがTODOリストになっており、これらをこなして、1日の終わりにTODOリストが全てクリアになった時、僕はちょっとした満足感を覚える。

「今日も僕は自分がやると決めたことをこなせたのだ」と感じ、幸せな気持ちになる。

自分が「やる」と決めたこと毎日実行できる自分を誇りに思えるのだ。

もしかしたら君は、「こんなにたくさんのことなんて、自分にはできない」と感じるかもしれない。

安心してほしい。大切なのは、行動量じゃないんだ。

大切なのは、1つのことでもいい、自分でやると決めたことを確実にやる。

それが大切なのであって、(もちろん、たくさんのことをこなせるにこしたことはないが)必ずしもたくさんのことをこなせることに僕は満足してるわけじゃないことは理解しておいてほしい。

自分が「うしろめたい」と感じる行為をやめることの大切さ

もう一つの「自分がうしろめたく感じる行為をやらない」も、実は僕達の幸福感に大きな影響を与える。

たとえば、つい毎日酒を飲んでしまうとしよう。

自分では、この習慣がよくないことだとは薄々気づいている。

でも、「疲れている」「自分へのご褒美が必要だ」などと自分を納得させる理由を見つけては、毎日酒を飲み続けてしまう。

この例は酒だが、タバコ、ゲーム、衝動買い、衝動食い、ポルノなどなど。君にも思いあたることがあるんじゃないかな。

もちろん、僕にもこうした秘密の習慣があった(人から見たらたいしたことじゃないかもしれないが、今の時点ではオープンにする勇気はないので秘密だ)。

この秘密の習慣は、気がつかないうちに僕の自己肯定感を蝕んでいった。

気がついたら、僕は自分に誇りを持って生きていくことができなくなっていたのだ。

毎日ブログを書いたり、先程書いたように自分が「やる」と決めたことを達成していても。心のどこかで、常に自分には秘密の習慣があることが引っかかっていた。

そう。こうした「秘密」があると、真の意味で毎日自信と誇りを持って生きていくことはむずかしくなる(君もなんとなく、僕が言いたいことがわかるんじゃないかな)。

そしてほんとについ先日だが、ついに僕はそんな自分が嫌になった。そして僕は秘密の習慣をやめる決意をしたんだ。

そうしたところ、毎日少しずつだが、自分の生き方に自信と誇りを取り戻せてきている感覚がある。

もしこのままこの状態を続けていくことができれば、近いうちに僕の幸福感は爆上がりしていくだろう。

このことはまたブログに書こうと思う。期待しておいてほしい。

まとめ

長くなったが、今日僕が伝えたいことは、次の2つだ。

まず、自分が「やる」と決めたことは毎日やるようにしよう。

コツは、毎日確実に達成できる低い目標から設定すること。そして、例外規定を設けることだ。

たとえば、毎日腕立てをすると決めたら、まずは目標数は1回にするといい。1回やれば、大抵は5回、10回とやれるはずだ。でも、目標は1回にする。そうすれば、確実に達成できる。そう思わないかい?

そして、たとえば体調が悪い日はやらなくていいなど、例外規定を設けておこう。

目標を低くする。そして、例外規定を設ける。

この2つの条件があれば、自分が「やる」と決めたことを毎日続けることはそうむずかしくない。

伝えたいことその2。

自分がうしろめたく感じてる行為、習慣をやめることを検討しよう。

「検討しよう」と書いたのは、いますぐやめる決意をできない君の気持ちはよくわかるからだ。

僕も決意するまで、ずいぶんと時間がかかった。

そして、心の底から「やめよう」と自分が思えないかぎり、君はその習慣をやめられないこともわかっている。だから「検討しよう」と君には伝えたい。

ただ、断言しよう。君はいずれその習慣をやめることになるだろう。

だから今の時点で君に気づいてほしいことは、その習慣が君の心(自己肯定感)を蝕んでいるということを自覚することだ。

「そんなことはない」と君は思うかもしれない。

本当かい?

うしろめたい気持ちはないかい?

少しでも心当たりがあるなら、どうやったらその習慣をやめられるか。考えることから今日ははじめてみてほしい。

今日書いた2つの条件が満たせれば、素晴らしい世界が待っている。

僕は一足先に、そこに行って君を待ってるよ。

そうそう。もし英語の本が読めるなら、この本はめちゃめちゃ君の役に立つと思う。

興味があったらチェックしてみてほしい。

今日もブログを最後まで読んでくれてありがとう!

それでは、また!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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