求められているうちに子供達と「もっと遊んであげなきゃ」とあらためて思った話

やぁ、みんな!

小学校低学年のウチの娘は、毎日夜、僕が彼女の歯を磨こうとすると、必ずと言っていいくらい「抵抗」をしめすんだ。

僕が「歯を磨くよー」と声をかけると、第一声はきまって「いやだ!」と言う(なかなかいい教育をしてるだろう?)。

その後はきまって、次のようなやりとりが行われる。

僕が娘に「歯を磨こうよー」と「お願い(!)」し、彼女はふたたび「いやだー」と抵抗する。しばらくこのやりとりが続く。

しばらくそのやりとりを続けると、大抵は何かしらの「条件」を提示される。

大抵は何か一緒に遊ぶことを要求される。昨日は部屋の中で「かくれんぼ」することだった。

こうして我が家では、毎日のように夜、娘の歯を磨く前にひとつのイベントをこなすことが慣習になっている。

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娘の抵抗の裏に隠された一つの「仮説」

こうして客観的に見るとかわいらしいかもしれないが、当の本人にとっては必ずしもそうではない。

娘の歯を磨く時間は大抵寝る直前の時間帯で、その時間帯は正直僕は「早く寝たい」という気持ちのほうが「子供と遊んであげたい」という気持ちよりも勝っていることが否定できない状況だ。

さらに正直に言うと、子供と遊ぶ喜びより、「早く娘の歯磨きをすませて寝てしまいたい」という欲求のほうが強い。

そんなわけで。昨日も「またはじまったよー」と勘弁してくれ的に感じたわけだが、今朝ふと衝撃的なことに気がついた。

それは、実はこの歯磨き前の儀式は、娘の「パパと遊びたい」という気持ちの一つの表現方法なのではないかということだった。

娘に気を使わせているのかもしれないことに気づく

僕の娘は僕を超えるネイティブ自由人なので(そんなふうに育ててきたつもりだ)、今までの僕は、単に娘が「歯を磨きたくなくて僕を困らせて楽しんでるのだ」と思いこんでいた。

しかしそうではないのかもしれないと今朝思った。

彼女は歯磨き前の僕との「儀式」の時間が、僕と遊べる限られた時間と感じているのではないか。そんなふうに思えてきたのだ。

もう少し丁寧に僕の仮説を説明しよう。

親として個人的にどうなんだろうと思うところもあるが、実は僕は子供と遊ぶこと自体はあまり楽しめない性質のようで。

たとえば娘とリカちゃんやぬいぐるみと遊ぶのは正直あまり楽しめないタイプだ。

子供と一緒にいたいとはものすごく感じる。でも、どうやら僕は子供と一緒の空間にいられるだけで満足するタイプの人間のようなのだ。

そしておそらくだが、僕の娘はこの僕の性質に気づいているのだと思う。だからこそ、彼女は普段僕にあまり「遊ぼう」と声をかけてこない。

そう。日中は僕が自分のために時間を使いたいことを知っていて(と言っても、リビングでボーッとしてるだけなのだが)、あえて声をかけてきてないかもしれないのだ。

しかし歯磨き前の「儀式」の時間帯は僕も寝るだけ(他にやることがもうない)だと彼女も知っているので、この時間を自分とパパが遊ぶ時間に「あえてしている」のではないか。

そんな仮説にたどりついた。

だとしたら、僕の娘は「すごいな!」と思った(「普段からもっと遊んであげなよ」という意見は「なし」だ。そんなことは言われなくてもわかってるさ)

まぁ、この仮説も、半分当たってて、半分は僕の考えすぎな気がする。

今日家に帰ったら本人に聞いてみようと思う。

あらためて。残された時間を大切にしたい

でもいずれにせよ。「もう少し娘と遊んであげないといけないなぁ」と思った。

少なくとも、今日以降娘が歯磨き前にまた「遊ぼう」と言ってきたら。もう少しやさしい気持ちで遊んであげられる気がする。

子供と遊んでもらえる時間というのは、きっと僕達が考えてるよりずっと短い。

気づいたら、きっといつのまにか求められるなくなっていることだろう。

その時に後悔しないように。

できるかぎりこれからも子供達と向き合っていきたい。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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