18歳を過ぎると、人生で大切な人達と過ごす時間の93パーセントを消費してしまっている件について-人生の優先順位を再考する

やぁ、みんな!

以前読んだ「高校を卒業したら、人生で親と過ごす時間の93パーセントは消費してしまっている」というTim Urbanの英文の記事が頭から離れない。

93パーセントの根拠は記事に譲るとして(もし君が英語を読めるならこの記事は必読だ)、冷静に考えてみればわかるはずだ。

僕も結婚して、妻と一緒に住むようになってから。親と会うのは一年に数えるほどになってしまった。

ある程度の年齢となり、実家を出て一人暮らしをしている、あるいは誰かと一緒に住むようになってしまった人なら。程度は多少違うにしろ、みな同じはずだ。

一緒に住まなくなれば、両親と過ごす時間はその後の人生において格段に減少していく。

広告



青春を共に過ごした友人達よ

紹介した記事にも書いてあるが、これは青春を共に過ごした友人達にも同じことが言える。

僕はありがたいことに今でも中・高校時代の友人と定期的に遊んでもらっているが、彼らと会う頻度も月に一回あればいいほうで、年に数回というところだろう。

昔は毎日のように顔を合わせていたのに。

そう思いはじめると、なんだか急にさみしくなってくる。

兄弟、そして子供達との残された時間

友達だけじゃない。もし君に兄弟がいたりすれば、それもまた同じことだ。

そしてもう少し考えてみると。(もし君に子供がいる場合)子供達と一緒に過ごす時間もそう残されていないことがわかる。

僕は今娘が2人いるが、彼女達もいずれ巣立っていく。

一緒に暮らさなくなれば、彼女達と過ごす時間は今と比べれば圧倒的に少なくなるだろう。

君はこのことに気がついていただろうか?

まとめ

まとめると、(君が18歳以上なら)次のようなことが言えることになる。

  • 両親、兄弟、仲の良かった友人達と人生で過ごす時間の9割は消費してしまっている。僕達に残された大切な人達と過ごす時間は1割も残っていない。
  • (もし君に子供がいるなら)子供達と過ごす時間の9割は「今」だ。

この2つの衝撃的な事実を知ってしまうと、人生の優先順位が変わってくるのではないだろうか?

たとえば定年になってから、ゆっくり大切な人達と時間を過ごそうと思っても。

もう残された時間はほとんどないということになる。

大切な人達と過ごせる時間は僕達が想像していたよりはるかに限られている。

時は取り戻せない。

僕達にできることは、「大切な人と過ごせる時間は有限である」という事実をあらためて認識したうえで、残り少ない時間を噛みしめるように生きていくことなのではないだろうか。

最高のPodcast「現役会社員が教える『一生時間に困らない生き方』」をチェックしよう!

エピソードはApple PodcastSpotifyのいずれでも聴ける。

楽しんで!!!

今日も最後まで読んでくれてありがとう!ぜひ君の感想を聞かせてほしい!

この記事の感想、フィードバックがあったらぜひ教えてほしい。

それが僕のブログを書き続ける、励みになる(ようするに、励ましてほしいんだ。察してほしい)。

「次はこんなテーマで書いてほしい」というリクエストも、いつでも大歓迎だ。

感想やリクエストは、僕が見つけられるように、Twitterで@dream4luckと入れて、ツイートの終わりに「#いつでもスタオバ」といれてほしい。

返事は必ずしもできないかもしれないが(できるだけするつもりだ)、全てのメッセージに目を通すようにはしている。

君からのメッセージを楽しみにしている。

それではみんな、Have a nice day!!!

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告