心屋仁之助さんの「損してもいい」の本当の意味は「自分が生きたいように生きよう」ということ

仁さんが言ってる「損してもいい」は、いわゆる「損してもいいや」とはまるで意味が違う。

たとえば、職場の同僚に仕事を頼まれた。

やりたくないけど、「損してもいい」と引き受けたとする。

これは実は仁さんがあなたに伝えたいことと逆のことをしていることになる。

仁さんが「損してもいい」で僕達に伝えたいメッセージ。

それは実は「自分が生きたいように生きようぜ!」ということなのだ。

しかし「損してもいい」という言葉に惑わされて、冒頭に書いたようにその逆の行動をしてしまう人も多い。

「損してもいい」は人生を変えるためとても大切な考えなので、今一度わかりやすく説明しておこう。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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たとえば、勇気をだして奢ること

例えばあなたが友人と食事に行って、友人からおめでたい話を聞いたとしよう。

ご馳走してあげようと思ったのだけど、思いのほかそこが高級レストランだった時を想像してほしい。

あなたの毎月の小遣いは五万円だけど、会計が四万六千三百円だ。

そんな時、あなたならどうするだろうか?

「これ奢ったら、今月俺どーしたらいいんだ・・」。普通はそう思うはずだ。

この先どうなるか怖いけど、こんな時こそ「エイやっ」と奢ってしまう。

これが「損してもいい」ということだ。

なぜなら、あなたはその時「奢ってあげたい」と思った。

そう思ったのなら、勇気を出してそれをやること。

それが、本当の「損してもいい」だからだ。

もう一つ例をあげよう。

やりたくないことを、ガマンしてやらない勇気

たとえば職場の同僚から、やりたくない仕事を「お願い」って頼まれた。

この仕事をあなたが引き受けた場合。

これは「損してもいい」行為には当てはまらない。

なぜか。

それは自分がやりたくないことを、自分がガマンしてやってるからだ。

思い出してほしい。

「損してもいい」は、自分が生きたいように生きること。

他人の気持ちより、自分の気持ちを優先して生きることだ。

そう。だからここでは「その仕事を断る」ことが、「損してもいい」なのだ。

仕事を断ったら、「とんでもないことになるぅ〜」と思う気持ちをグッと抑えて、勇気を出して断る。

そう。キーワードは「勇気」になる。

「恐怖」は過去の経験から作り出された幻想にすぎない

勇気を出して「損してもいい」を実践しようとする時、あなたが「怖い」と思うこと。

これが「思いこみ」だということに気づくこと。

これが「損してもいい」を実践するヒントになる。

どういうことか。

あなたが勇気を出して行動しようとする時、「怖い」とイメージすることは、どこから来ているか。

その仕組みを知ること。ここにヒントがある。

それは主に幼い頃の親からの言いつけであったり、過去の体験から来ている。

それらを「思い出している」ということだ。

「好き放題お金を使ってたら、お金なくなるよー」と親から言われたり。

小さい頃自己主張したら、イジメられたり。

そんな経験を「思い出している」にすぎない。

そう。とんでもないことになると、「思ってる」だけなのだ。

なぜなら親からの言いつけは、あくまであなたの親が信じていたこと。過去のイジメはたまたまイジメられただけだからだ。

「自己主張したらイジメられる」という方程式が成立するなら、イジメられるのが好きな人以外、自己主張しなくなる世の中になるはずだ。

現実はそうなっていない。好き勝手主張している人はたくさんいる。

そう。だからあなたの中で「これをしたら、とんでもないことになる」。「これをやらなかったら、とんでもないことになる」。

これはあなたの思いこみにすぎない。だから大丈夫なのだ。

「損してもいい」とあなたが行動しても、とんでもないことは起きない。

それどころか、とんでもなく素晴らしいことが起きる。

万が一起きたとしても、それは問題ではない。

あなたは勇気を出して、あなたの人生を生きた。

その経験は必ずあなたの今後の人生に良い影響を与える。

そう。後悔しない人生を送ろう。

まとめ

僕達は過去の記憶から、「こうしたら、こんなことが起きる」。

そんな「マイ法則」を持っている。

そしてその法則に則った、とんでもないことが起きないように。

自分でマイルールを作って、その行為を禁止しているのだ。

だから自分がやりたいことをやろうとする時、「とんでもないことになる」と思ってその行動をやめてしまう。

「これをしないと、嫌われる」と思って、やりたくないことをやってしまう。

でもこの「とんでもないことになる」は思いこみだということに気づくこと。

過去にとんでもないことが起きたからといって、また今回も起きるとは限らないのだ。

それよりも自分らしく生きよう。

僕達が光り輝くのは、本来の自分の生き方を取り戻した時だからだ。

本当のあなたは、ものすごく価値があるし、ものすごくダメな部分も当然ある。

ダメなところは見たくないかもしれない。でもダメな部分も含めて、あなたなのだ。

これは人間である限り、避けられないこと。それでいいのだ。

そしてその本来のあなたを取り戻していく作業が、「損してもいい」なのだ。

怖いと思いながら、勇気を出して自分が生きたいように生きていく。

これを少しずつでいい。やっていこう。

そうするからこそはじめて、僕達の人生は変わっていくのだから。

ということで、参考にしてほしい!!!

僕も日々実践中 いつでもスタオバより

このエントリーのメッセージ

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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