朝4時に起きても、できることはせいぜい1つか2つという事実を受け入れると気持ちが楽になる

転勤に伴う歓送迎会関係の予定が大分落ち着きつつあります。昨日は通院した後、家に帰ることができました。

子供達が20時20分頃に寝る気配を見せたので、一緒に寝ました。今朝は4時に起きました。それでも7時間半の睡眠時間です。やはり早起きするには、早寝をして、十分睡眠をとることです。

4時に起きたので、僕が家を出る準備を開始する6時まで2時間ありました。今朝起きた時、「おぉ、2時間も時間があるぞ!」と嬉しくなりました。

しかし2時間後の僕の感想。それはベタですが、「あっという間だったなぁ・・」でした。今朝の行動を少し振り返ってみます。

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今朝2時間で僕ができたこと

今朝の僕の様子を少し振り返ってみましょう。4時に起きて、顔を洗います。その後、30分くらいマンガを読みました(読みたくなったのですよ・・)

そしてシャワーに入り、コーヒーを淹れます。ここでようやく、次の本の企画書を作り始めます。企画書自体は45分くらい書きます。

気づいたら5:50分です。メール処理をして、すぐに6時になりました。さて、今朝の貴重な2時間で僕は何をしたでしょうか。

本を読むことと、本の企画書を作った。これだけです。2時間で、二つのことだけです。

ちょっと愕然としませんか?

一日にやりたいことは「一つか二つしかできない」と思っておくと、楽になる

この事実を、僕達は受け入れなければならないのです。2時間あったとしても、やれることはものすごく限られているということです。

僕はサラリーマンの中では、かなり自由時間があるほうだと思いますが(子供と過ごす時間は削れませんが)、それでも一日にできることはこの程度です。

これに加えて、英語の勉強などできるわけがないのです。もちろん、英語は「やらなければならないもの」の例えですが。

だから「本当はやりたくないけど、やったほうがいいと思ってること」はやめましょう。僕達にそんな時間はないのです。

サラリーマンが一日にできる仕事以外のことは一つか二つ。それが事実ですし、そう思っていないと「自分はやりたいことができないダメな人間だ」と毎日自分を責めることになります。

そうではないのです。単純に、やろうとしていることが多すぎるだけなのです。

とにかく、「やったほうがいいこと」に使う時間は、「やりたいこと」に回しましょう。それがあなたが本当にハッピーに生きることにも繋がるのですから。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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