先日、「これはひょっとしたらいけるかもしれない」と感じていた出版社の編集者さんから出版ボツの連絡がきた。
マジかよー。
「これはひょっとしたらいけるかもしれない」と期待して、結果的にダメだった出版社はこれで3社目になる。
特に2社、3社目は編集者も好感触だったように感じたんだけどなー。だから2社目も3社目も何気にけっこう期待していたんだけど。結果はいずれもボツ。
こうなると、さすがの僕も落ち込む。
まぁ、僕もこんなことは書きたくないんだけど(だって、恥ずかしいし)。でも、自分の抱える葛藤をできるだけリアルタイムでオープンに書くと先日決めたので。
こうしてミジメな自分をあえて晒してるってわけさ。
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いよいよチャレンジできる回数が限られてきた
今まで知人を通して編集者さんを紹介してもらったり、ホームページを通して直接持ち込みをしたりと、7社ほどアタックしてきた。
結果は、見事に全ボツだ(長い間返答がない会社もボツに含めている)。
まだ数社だけ、知人を通して紹介を頼めそうな出版社が残っている。とは言え、いよいよチャレンジできる回数が限られてきた。
そうなると、「やっぱりダメなんじゃないか」「自分にはそんな価値がないんじゃないか」とか、いろんなネガティヴな声が頭の中に流れてくる。
これがけっこうしんどい。
あらためて。人生は僕達の思うように進んでいかない
しかしあらためて、人生は本当に思うよういかないものだ。
2016年の12月にはじめて電子書籍を出版した時は、「いよいよ俺の人生はこれからだ!」と思った。
僕はこれからどんどん紙の本を出し、どんどん活躍していける。本気でそう思っていた。
しかし現実は思うように展開していかなかった。
結果的にあれから5年経つが、僕はまだ目標である紙の本の出版を果たせていない。
「俺はこの5年間、一体何をやっていたんだろう」
「自分の生き方はまちがっていたのだろうか」
「やっぱり無理なのだろうか」
「こんなことなら、最初からチャレンジしないほうがよかったんじゃないか」
そんなネガティヴな声が頭の中でヘビーローテーションだ。
これはなかなかキツい。ちょっと油断すると、途端に夢をあきらめそうになるくらいだ。
それでも、僕は絶対にあきらめない
正直、今までも「こんな思いをするくらいなら、夢や目標なんてもたないほうがいいんじゃないか」と思う時もあった。
でもたとえそんな考えがよぎっても。いつだって、僕の中で答えは決まっていた。
「絶対あきらめない」って。
そう。僕はたとえ、「こんな思い」をしてでも。
世の中に自分の本を出したいのだ。
たとえ誰かが僕に「これからもしばらく『こんな思い』をするかもしれない。それでも、君は本を出したいのか?」と聞いてきても。
僕は迷うことなく「YES」と答えるだろう。
なぜなら、今の僕には「こんな思い」をすることも。
創作活動の一部だと、理解できるからだ。
苦汁も創作のプロセスの一部である。
どういうことかというと。
創作活動について、あの「食べて、祈って、恋をして」の著者エリザベス・ギルバートは著書『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』で次のように語っている(ちなみに彼女は天職で生計を立てるまでに20年もかかった)。
失望は創造プロセスを中断するものではなく、創造プロセスの一部なのです。(中略)輝かしい瞬間の合間に発生する落ち込み時期、つまり何事もうまくいかないときがあります。これにどう向き合うかによって、あなたが天職にどれだけ身を捧げているかがわかり、創造的な人生につきものの特殊な試練に対処する能力がどれほどあるのかがわかります。
答えるべき問いとは「どんな仕事に打ち込みたいか?」ではなく、「苦汁を舐める覚悟があるほど打ち込んでみたい仕事は何か?」なのです。
このことからも、創作活動(たとえば、本を書くこと)をやりたいなら、この「苦汁」も合わせて舐めなければいけないことがわかる。
そう。「苦汁」は、本を書くことをはじめとした創造のプロセスの一部なのだ。
苦汁を舐めずに、創作活動をすることはできない。
「いいとこどりはできない」
そういうことさ。
ということで、僕のチャレンジは続く。
ありがたいことに、僕のことを応援してくれる人達がいる。
その人達の期待に応えるためにも、あきらめず前進し続けていきたいと思う。
あぁ、夢を叶えるためなら、苦汁なんてこれから先、いくらでも舐めてやるさ(かかってこい!)。
ということで、僕のチャレンジは続く。
果たしてどうなるか。楽しみに待っていてほしい。
ちなみに今日引用したエリザベス・ギルバートの本はこちら↓。とても勇気と元気が出る本なのでオススメしておく。
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