人に相談をして相手が迷惑と感じるかどうかは「誰に何を頼むのか」で決まる。

やぁ、みんな!

昨日ひさしぶりにある友人から連絡があった。

Facebookのメッセンジャーでやりとりしていると、「滝川さん、○についてくわしいですか?」と聞かれた。

○(金融のお仕事ね)は僕の本業(会社の仕事)の話だ(本業のことはここに書けないので、○としている)。

話を聞いてみると、友人の友人(Aさんとしよう)が○について誰かに相談したいと悩んでるらしかった。

そのままメッセージでやりとりしてもよかったが、電話をしたほうが早いので、そのままFacebookアプリでビデオチャットをスタート。

そしたら友人はもちろん、なんとAさんもその場にいて、初対面でいきなり相談にのることに(笑)。

で、当たり前だが。僕は○の専門家なので、相談される内容については簡単に答えることができた。

そしたら友人とAさんはものすごく喜んでくれて、Aさんは会ったこともないのにFacebookの友達申請をわざわざ送ってきてくれた。

僕は僕で「役に立ててよかったなぁー」と満足感に浸ることができた。

とてもハッピーな気持ちになったんだ。

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人に喜ばれる頼み方、喜ばれない頼み方。

今日僕が言いたいことは何かと言うと。

「人に頼られるのはうれしい」ってことだ。

もちろん、あまりにも自分に負担になる相談をされたら、誰でも困ってしまうだろう。

たとえば、「何百万円貸してほしい」と言われたら。僕だって「頼られたら嬉しい」とは思えない。

でも、自分にとってはちょっとしたことで、他人にめちゃめちゃ喜んでもらえると。

そんな時は、僕も「そんなに喜んでくれるんだ」と嬉しくなる。

たとえば道を人から聞かれた時のことを想像してほしい。

君がその辺の地理にくわしければ、簡単にその人の悩みを解決することができるだろう。

そんな時は、「人の役に立てた」と嬉しく感じるはずだ。

そう。人に頼みごとをして、相手が喜んでくれる時と喜んでもらえない時の差(ポイント)は、「誰に何を頼むか」なのだ。

人に頼みごとをする時に意識すべきこと

人は自分があまり労力を使うことなく、「人の役に立てた」と感じる時。大きな満足感を覚える。

このことを理解すると、人に何かを頼む時の戦略(おおげさに言うと)が見えてくる。

まず、人に何かを相談したり、お願いする時は。その人が得意そうなこと、その人にとって負担になりそうにないことをお願いするということだ。

そうすれば、(君の予想が外れて、その人にとってそのことの労力が大きいということでなければ)その人は喜んで君に協力してくれるだろう。

もう一つは、自分が得意なこと、ちょっとしたことで簡単に他人の役に立てることがあれば。積極的に人を助けてあげることだ。

そうすれば、何より自分自身が嬉しいし、困った時は他人にも助けてもらえるようになるだろう。

まとめ

日本にいると、「人に迷惑をかけるな」とよく言われる。

そうすると、「人に頼ってはいけない」と思ってしまいがちだ。

でも、それはとっても損をしていると僕は思う。

人にお願いをすることで、その人を喜ばせることもできるのだから。

そう。人を頼っていいのだ。

問題は、「誰に、何を頼むか」ということで。

そこさえ間違えなければ、人を頼ることはむしろ喜ばれることとすら言える。

だったらもっと人を頼って生きていきていったほうがよくないだろうか?

僕はそう思うんだけど、君はどう思う?

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楽しんで!!!

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それではみんな、Have a nice day!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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