80対20の法則に学ぶ、本当に優秀な人の条件

最近よく考えること。それは本当に優秀な人の条件だ。僕の愛読書「80対20の法則」を基にちょっと考えてみたので紹介したい。

さぁ、今日もいってみよう!

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80対20の法則では

以下のような言葉が書かれている。僕はこの言葉ほど、優秀な人の条件を的確に表している言葉はないと思っている。

将校には四つのタイプがある。第一に、怠惰で無能なタイプ。これは、放っておいても害にはならない。・・・第二に、勤勉で有能なタイプ。このタイプは、どんな細かいことでもきちんと分析する優秀な参謀になる。第三に、勤勉で無能なタイプ。このタイプがいちばん始末に負えないので、即座に除隊を命じなければならない。第四に、有能で怠惰なタイプ。このタイプを最高の位につけるのがいい。
フォン・マンシュタイン将軍「ドイツ将校団について」

あなたの周りを見渡してみてどうだろうか?第二タイプならまだいい。第三のタイプが多いなぁと感じたりしなかっただろうか。

本当に優秀な80対20の法則タイプ

優秀な人の条件としてかかせないのは、80対20の法則に則った思考だと思う。今的に言うと、エッセンシャル思考だ。

もう少し説明しよう。優秀ではない人は、あらゆることに手を出そうとする。よく言えば勤勉だ。これは素晴らしいことだ。

時間が無限にあれば、だ。

残念ながら僕たちの時間は有限だ。だから全てに全力投球することはできない。あれもこれも手を出すとどうなるか。

全部中途半端になる。何も成果を出せずに終わる。がんばってるけど・・という残念なことになる。

本当に優秀な人は、そうではない。自分の仕事の成果の80%を生み出す20%の仕事は何か常に判断している。そしてその20%の仕事だけに集中する。

その結果、楽して大きな成果を挙げられる。

まとめ

80対20の法則を読んで強く感じたのが、楽して大きな成果を挙げることは可能だということだ。

リーダーがエッセンシャル思考であれば組織は素晴らしい成果を挙げることができる。リーダーが勤勉で無能なタイプだとどうなるか。

残念ながらそのリーダーが指揮している船は全員が必死に船を漕いでいる中、残酷だか沈没することになる。

部下という立場であれば単に勤勉であればいいかもしれない。でも少しでもリーダーを目指すならエッセンシャル思考は必須だということを教えてくれる本。

80対20の法則。けっこう人生変わるかもしれないので、興味がある人は是非読んでほしい。

ということで、参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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