習慣化のコツはいつも「同じ場所、同じ時間」で行うこと

毎日自分の体調を記録する習慣を先日宣言してから、体調の記録を継続しています。

きっかけは目の疲れから左目の下がピクピクしたり、珍しく軽い頭痛がずっと続いたりしたことでした。自分のその症状がいつからなのか。症状は改善してるのか、悪化しているのか。

こういった情報は驚くほど忘れてしまいます。自分の記憶も、後日になるとかなり曖昧で、全く頼りになりません。

一方で、自分の症状が今後どうなっていくのかは気になるものです。過去と現在の症状をふまえ、自分なりに「少しずつ良くなっている」を実感することは大切なことです。

よくなっていないなら、早急に病院にいくなど、対処が必要なとなってくるからです。

こういった記録は「昔からあったらいいなぁ」と思っていましたが、なかなか記録する習慣がつきませんでした。

以下のようなちょっとした情報でも、記録をしておけば、連続した情報からかなり正確な情報を入手することができるわけです。

最近はあることに気づいてから、こうした記録がうまくいっています。そのヒントはブログを習慣化したことにありました。

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毎日同じ流れでブログを書きはじめる理由

僕は平日ブログを原則毎日更新しています。

会社に行く前に、会社近くのマクドナルドに出勤(?)し、コーヒーのMサイズを購入、机に座ってからブログを書きはじめます。

これは以前ブログにも書きましたが、マクドナルドに入ってから、毎回必ず同じ行動をしています。机に座ってからブログを書き始めるまで、毎回同じです。行動が「儀式」化しているのです。

「儀式」については以下のエントリーで書いています。

そして、マクドナルドの出勤時間も多少前後することはありますが、ほぼ毎日同じ時間に出勤することにしています。

そうすることで、意志を使うことなくブログを書きはじめる仕組みを作っているのです。

「いつも同じ場所、同じ時間」は習慣化の推進力になる

この「同じ場所、同じ時間に何かをする」は習慣化の大きな推進力となっています。マクドナルドに出勤さえすれば、意志を使わなくても気づけば席に座ってブログをかきはじめているからです。

そして体調の記録について言えば、ブログを書き終えた後に体調の記録をするという行為を儀式に加えました。

そうしたところ、今のところ記録もきちんと続いています。念のため、忘れないようにリマインダーのDueで管理もしています。

そして体調を記録するという観点では、同じ環境で記録するという点も重要になります。毎日できるだけ同じ環境で体調を記録しなければ、定点観測にならないからです。

あなたが何かを習慣化したいのであれば、まずは「同じ場所、同じ時間」で毎日やることを意識してみてください。

慣れてくると、トイレに行くタイミングも毎日同じになりますよ(笑)

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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