仕事で「あの仕事やらなきゃ」と思ったものの「後でやろう」と後回ししてしまう。
結局、その日にその仕事に取り組めず、翌日も同じことのくりかえし。そんな悩み、抱えていないでしょうか。
私は大手金融機関に勤める現役会社員で、今でこそ残業ゼロの働き方を達成していますが、昔は長時間労働に悩み、こうした先送りの問題に頭を悩ませていました。
私が働き方を変えるきっかけとなったのはタスク管理と出会ったことなのですが、タスク管理ではこの悩みを解決する画期的なアイデアがあって、それは「ファーストタスク」とよばれます。
タスク管理では仕事を始める前に仕事の計画・タスクリストを作って、上から順番に取り組んでいく。それが特徴なんですが、ファーストタスクはこのリストの一番上に書かれているタスク、つまり1日の中で一番最初に実行するタスクのことを言うんですね。
なぜファーストタスクを意識すると実効力が格段に上がるのか?
それには、脳の仕組みが関係しています。今日は認知リソースと呼ばれる脳の仕組みを解説しながら、なぜファーストタスクを意識することが大切なのか。タスク管理の観点でお話ししていきます。
まずはファーストタスクとは何か。丁寧に説明することからはじめます。
それでは、楽しんで!!!