お金の不安をなくすには、収入を増やそうとするより、ストレスなく支出を減らす方法を考えよう。

お金の不安をなくしたいなら、収入を増やそうとするより、支出を減らすほうがずっと簡単だ。

そうは言っても、日常のコーヒー代をケチったり、日常のちょっとした支出を切りつめて生活をするようになるとストレスが溜まってしまう。

大切なのは、ストレスを感じずに支出を減らすことだ。そしてそのためには「コスパ(コストパフォーマンス)」を徹底的に意識してお金を使うことが重要となる。

「コスパを意識する」と聞くと、支出を「ケチる」イメージが湧くかもしれない。

しかし「コスパを意識すること」と「ケチること」は全く話しが異なる。

コスパの観点では、自分にとって価値を感じるものにはお金を使ってもかまわないのだ。

むしろ大切なのは、自分にとって価値を感じないものにお金を使わないこと。

これがコスパの観点では重要になってくる。

コスパを意識してお金を使うことが習慣化すると、お金を使わなくても幸せに生きられるようになる。

結果的にお金の不安もなくなっていく。

今日はそんなコスパを徹底的に意識したお金の使い方について、僕の経験もふまえて具体的に説明していくことにしよう。

今日も早速行ってみよう!!!

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新車から中古の軽を買うことで数百万円の節約に

最近僕は車を買った。東京から広島に転勤になり、車が必要になったからだ。

今までの僕は、車を買う時はあまり深く考えず、新車を買っていた。コスパに無頓着な思考停止のサラリーマンだとどうしてもそうなってしまう。

結果的に毎回車を買う時は数百万円の支出を余儀なくされていた。これではお金はどんどんなくなっていく。

コスパを意識した場合は、選択肢は全く異なってくる。

コスパを考える時に大切なのは、まず僕自身が車自体に「価値を感じるか」どうかだ。

僕の場合、「いい車」に興味がなかった。運転は雑だし、好きではない。そもそもそんなに日常的に乗るわけでもない。

極端に言えば、「家族がストレスなく車に乗れればいい」という結論に至った。

結果的に僕が選んだのは、中古の軽(ダイハツのタント)になった。

結果、どうだったか。

新車を買わなかったことによるストレスは全くない。むしろ支出も数百万単位で減らせて、大満足の買い物になった。

それでも毎日のスタバのコーヒー代はケチらない

その一方、僕は毎朝のようにスターバックスでコーヒーを飲む習慣がある。

スタバのコーヒーはそれなりに高い。支出を減らすという観点だけで言えば、こうした費用こそ節約するべきと言えるだろう。

でも、スタバのコーヒーは、僕にとっては「価値がある」のだ。

僕は毎朝スタバでブログを書いたり、作業をしている。スタバという環境だからこそ、快適に集中して作業することができている。

そうした観点でコスパを考えると、スタバのコーヒー代は僕にとっては「安い」ということになる。

こうして自分にとって価値のあるものに対してはしっかりとお金を使う。

これがコスパを意識したお金の使い方ということになる。

次第にお金も使わなくなっていく

自分にとって価値のあるものに対する支出を増やし、価値のないものに対する支出を減らす。

これが、コスパを徹底的に意識したお金の使い方となる。

そうしてコスパを徹底的に意識してお金を使う習慣が身につくと、次第にお金を使わなくなっていく。

大抵のものはそんなにお金を使わなくても満足できることに気がつくからだ。

こうした感覚を手に入れると、「生きていくのにそんなにお金は必要ない」という感覚になっていく。

お金の不安も少しずつ消えていく。

コスパを意識して、ストレスなく支出を減らしていこう。

そうすることでお金の不安をなくし、豊かに生きていくことができるようになる。

ということで、参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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