昨日は「セミナー講師の教科書」をはじめとした著書を読んだことをきっかけにファンとなった立石剛さんのセミナーに行ってきました。
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パーソナルブランドとは一体何なのか。今後どう自分をブランド化していけばいいのか。受講したことで方向性が見えた講座でした。
とても勉強になったので、気づきをシェアしたいと思います。
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「自分が他人からどう見られたい」を言語化することの大切さ
パーソナルブランドでは、自分を知って、それを言語化して、他人に伝えることが大切と立石さんはいいます。
特に「言語化」に力点を置いて説明されているように感じました。
自分の中にある自分のオリジナルの要素にぼんやり気づいても、言語化しなければ他人には伝わりません。他人に伝わらなければ意味がないのです。
立石さんが使っていた例で「おもしろいなぁ」と思ったのはスターバックスを題材にしたものでした。
スターバックスはサードプレイス(家でも職場でもない、第三の場所)を提供することを目指しています。この「サードプレイス」と言語化されていることで、それを知っている私達顧客は、店に来店した時にこの「サードプレイス」という視点でスターバックスを見るようになります。
つまり、「他人からどう見られたいか」を言語化すると、他人の私達への「見え方」が変わるのです。
そうすると、僕達は「人間関係で楽になれる」と立石さんは教えてくれました。
セミナーでは別の例として松田聖子さんが「永遠のアイドル」と呼ばれてることが紹介されてました。松田聖子さんに「空気読めよ」と言う人は誰もいないわけです。
自分がどう見られたいかきちんと発信できていれば、他人もそれ以外の要素を期待しなくなります。そうすると、結果的に楽に生きられるのです。
これは自分軸を持つことの言語化されたメリットということでとても勉強になりました。
値切られないためには「代わりがいない人」へ
ブランド作りでは、代わりがいない人になることが大切と立石さんはいいます。
例としてあげられたのは、顧客が「値切る」という行為の意味を考えることでした。なぜ顧客はあなたのビジネスを値切るのか。
それは「他に代わりがいるから」なのです。だから顧客は値切ろうとする。
顧客から値切られないためには、私達は代わりがいない人になればいいのです。
今の日本の風土はこの逆ですよね。「みんな同じでいること」を求めている。これでは「人に埋もれてしまう」と立石さんはいいます。
なんでもできる必要は全くないのです。「私はこれができます」と宣言すればいい。私達の立ち位置をきちんと発信することが大切です。
実際にパーソナルブランドに特化した立石さんは、10年以上仕事をしてきて「一度も値切られたことはない」と言っていました。
僕自身も今後、より人と違うことに挑戦していきたいと思います。「人と違うことに価値がある」と思うからです。
今の仕事から「やりたいこと」を明確にすることもできる
ワークでは自分がやりたいことを明確化するために5つ、立石さんが用意されていた質問に自分で答えていきました。
その中で新鮮だった質問が、「今の仕事で時間を忘れて没頭できることは何か」というニュアンスの質問でした。
僕の中で新鮮だったのが、「今の仕事で」というところです。「今のサラリーマンの仕事で、時間を忘れて取り組めることなんてあるのだろうか」と一瞬思いましたが、すぐに二つ思いつきました。
それは「人に自分が得意なことを教えること」と「人と会って、その人の経験を聞くこと」でした。
これをもう少し探求してみると、自分がやりたかったことにつながっていることがわかりました。
僕は昔から「人に影響を与えたい」と思っていました。例えば僕が誰かに何かを教えたことで、その人の人生が少しでも変わってくれたら、ものすごく嬉しいのです。だからこうしてブログも発信してるんですよね。
人の経験を聞く理由も自分の中でハッキリしました。僕はその人の経験からその人の価値観を知りたいのです。例えば誰かが起業したのなら、どうして起業したのか。当時どんなことを考えていたのか。興味があるのです。
おそらくこれは人間をより知りたいという欲求があります。そしてその先に「人に教える」があるのです。自分が人間をより良く知ることで、より「人に教える」が上手になる。「人の経験を聞く」と「人に教える」がリンクしていることを発見することができました。
立石さんのセミナーはこうした多くの気づきを得ることができました。これだけ学べて3,000円という価格は本当にお得だと思います。
自分をどうブランド化したいか。自分をあらためて見つめ直したい人は是非受けてみることをオススメします。詳細は以下から見てみてください。
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