他人へアドバイスしたいけど、「余計なお世話なのだろうか?」と悩んでしまう問題について考える

こんにちは!「残業ゼロ」サラリーマンの滝川です。

他人のFacebookの投稿を見て、その人が悩んでる風の投稿を見て、ついアドバイスしたくなる時がありませんか?

告白すると、僕はしょっちゅう、あります。特に昔自分が悩んでいたことで悩んでる人を見ると、「こうしたほうがいいと思うよ」とついアドバイスしたくなってしまうのです。

しかし、気をつけないとこれって「余計なお世話」になってしまうのですよね。もちろん、僕のアドバイスがその人の役に立ち、ものすごい喜ばれることもあるわけです。その一方、「考えを押し付けられてる」と感じる人もいるのではないかと思います。

で、僕が最近自分でも不思議に思うのですが、なぜ、人にアドバイスしたくなるか?なんですよね。

ちょっと自己探求してみようと思い、記事に書いてみることにしました。そして、今後の自分のスタンスをどうするかについても書いてみました。

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振り返れば、僕は昔から人に自分が上手にできることを教えるのが好きだったように思います。

昔はそれがテニスでした。特に中、高校時代はテニスは学校内で上手なほうでしたので、同級生や後輩に打ち方を自らアドバイスしていました。えぇ、求められていない時もです。

おそらくですが、当時は単純に人が喜ぶのを見るのが楽しかったのではないかと思います。自分が教えることで、その人が上手になっていく。他人が喜んでるのを見ると、自分も嬉しい。

大人になって少し心理学を学ぶと、もしかしたら「認められたい」という満たされない承認欲求による行為の可能性もあるなと思います。その面も確かにあるとは思いますが、どうも「ちょっと違うかなぁ」という感覚が今の自分にはあるのです。

自分のことは自分では全くわからない性分なので、確信はないのですが、たぶん僕は自分が得意なことで人の役にたって、人を喜ばせるのが好きなのではないかと思います。

そう思えば、今自分自身がやっている仕事、それ以外の活動も納得がいくのです。

そして冒頭のアドバイスが余計なお世話問題ですが、この文章を書いていて思いました。アドバイスしたい時は、アドバイスすればいいやと(笑)。

僕自身、色んな人に考えを押し付けられてきたと感じてきたので、人に考えを押し付けてはいけないと思って生きてきました。なので、無意識な時は別として、考えを押しつけないように、自分が気がつく範囲では気をつけてきました。

でもね、情報発信者としての立場を今後続けていくのであれば、いつか意図せず多数の人に考えを押し付けることは避けて通れない道だと思うのです。

そして僕の行為を押し付けと感じるか、役にたつアドバイスと感じるかはその人が決めることであり、僕が決められることではない。

であれば、もう自分の「アドバイスしたい」という欲求に従おうと思うのです。だって「アドバイスしたい」と思ってしまったのだから。

その結果、相手は喜ぶかもしれない。ウザいと思うかもしれない。でも、それはやってみないとわからない。

だったら、自分の気持ちにしたがったほうがいいと思ってしまうのです。

「人に迷惑をかけてはいけない」。僕は両親をはじめ幼少期に色んな人からそう教わってきました。だからこそ、「押し付けたくない」と思うのでしょう。

しかし、「人に迷惑をかけてはいけない」で行動したら、人の役に立てないと思うのですよ。人に迷惑をかけずに、人の役に立つことはできないと思うのです。

だから勇気をだして、人に嫌われる覚悟を決めてでも、自分の気持ちに従おう。今日あらためてそう思いました。

自己分析にお付き合いいただいてありがとうございました。それでは、また!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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