自分が抱えている問題は葛藤を恐れていては解決しない

悩みや問題を抱えている時、できるだけ葛藤を味わないように問題を解決しようとしていませんか?

その気持ち、わかります。昔の僕はまさにそうでした。

会社で自由に生きたいと思っていたのですが、仕事の評価に執着するがあまり、他人の目線が気になってまわりに言いたいことが言えなかったり、早く帰ることもできませんでした。

この問題は「自由に生きたら会社での評価が下がる」という僕自身の思いこみで生まれているわけですが、環境によっては、この問題は葛藤をへず解消することもできるはずです。

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たとえば一般論として、僕が営業の仕事をしているとします。

15時頃に客先に行きそのまま帰宅するというような働き方をしていれば、「他人の目線を気にして早く帰れない」という問題は表面的には解決するわけです。

そしてそのような働き方をしている人は実際にいるでしょう。しかし、当たり前ですがこれでは問題の根本的な解決には至っていません。

たとえば仕事が事務職に変わってしまえば再び悩みを抱えることになります。また、そうでもなくても罪悪感を感じながら働くのも気分がいいものではないでしょう。

問題を根本的に解決するためには、思いこみ、すなわち思考の偏りを解消しなければいけないのです。

たとえば、僕の場合は「会社で自由に生きたら評価が下がる」→「評価が下がったら、自分の価値が下がる」→「自分の価値が下がると不幸せになる」という思考の偏りがあったわけです。

そしてこうした思考の偏りを解消するためには、行動を変えて、葛藤を乗り越えなければいけないのです。

僕の場合は、それは同僚よりも早く帰ることでした。残業ゼロをはじめた時は罪悪感でいっぱいでしたが、貫き続けました。

そうした経験を経て、「会社で自由に生きても自分の価値は減らないし、幸せでいられる」と考えが変わり、問題が解決したのです。

葛藤を乗り越えたことで、思考の偏りを解消することができたわけです。

だからもしあなたが今問題を抱えているなら、葛藤を恐れず、向き合う必要があることを知っておいて欲しいと思います。

今すぐ行動に移せなくてもいいのです。しかしもし問題を早く解決したいなら、勇気を出して行動を変える必要があるということです。

「そんなことわかってるけど、なかなか勇気だせないから困ってるんだー」という方は、経験者から話を聞くのが一番です。

まわりにそんな人がいないなら、拙著を読んでみてください。僕が葛藤を乗り越えた体験記ですので、今のあなたの参考になると思います。

今日はこの辺にしておきましょう。それでは、また!

(所要時間35分)

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この記事を書いた人

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滝川 徹

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒。台湾で翻訳出版された『30分仕事術(パンローリング)』含む4冊の著者。国内トップの大手金融機関で10年以上残業ゼロの現役会社員。

長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に自身が所属する組織の残業を削減した取り組みで全国表彰、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。その後は順天堂大学や創業手帳(株)での講演・研修をはじめ、時間管理をテーマに講師として活動。国内最大級のスキルシェアプラットフォーム「ストアカ」の上位2%のトップ講師に選出される。

Yahoo!ニュースに執筆記事多数。著書に『ちょっとしたスキルがお金に変わる「副業講師」で月10万円無理なく稼ぐ方法(日本実業出版)』など。

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