メール受信箱を常にゼロに保つ画期的な方法を紹介-『30分仕事術』著者・タスク管理のプロが解説

以前、同僚が私のパソコンの画面をめっちゃ凝視している時がありました。

その時私はメールボックスを開いていたのですが、受信箱が空だったことにびっくりしたようです。

そもそもなぜ、受信ボックスを空にするといいのでしょう。

まず受信ボックスに大量のメールがあると、それだけで気分が萎えますよね(笑)。これが解消できるのが一つ。

でも、一番の理由は仕事の生産性を上げるためです。

実は、大量のメールを見るだけで、私たちの認知リソースが奪われています。認知リソースというのは、イメージしやすい言葉で表現すれば「意志力(の源)」です。

認知リソースは、朝起きた時に満タンで、顔を洗ったりシャワーを浴びたりするなど、行動するたびに減っていきます。

夕方とか夜になると、もう何もやる気が起きませんよね。 これがまさに意志力を使い果たした状況です。

意志力が少ないと、仕事を先送りしたり、着手できないという問題が起きます。

実は、部屋が散らばって物が散乱していたり、メールがたくさんある受信ボックスに見るだけで、認知リソースを消費します。

無意識だから気がつきませんが、認知リソースは限られた資源。せっかくなら、仕事とかに使いたいですよね。

受信ボックスを空にするだけで、そんなに意味があるのか?と思うかもしれませんが、アップルのスティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたことは有名です。

それこそ「たったそれだけ?」と思うようなことですが、彼にとっては意志力をセーブする重要な行動だったわけです。

服は1日1回ですが、受信ボックスは1日に何回も見ますよね。だったら、受信ボックスを空にすることにもメリットがあるのは言うまでもありません。

前置きが長くなりましたが、具体的にどうやって受信ボックスを空にするのか。

やり方は簡単です。

メールを新しく受信したら、「削除」か「別のフォルダに移動する」をひたすら繰り返すだけです。

どういうことか。本編でくわしく説明します。

それでは、楽しんで!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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