失敗した数だけ宝が手に入るとしたら

失敗はたくさんしたほうがいい。

今なら、この言葉の意味が僕にもわかります。以前の自分もそうだったけど、あまりにも多くの人が失敗すること。恥をかくことを恐れすぎているように感じます。

まぁ、そりゃあ僕だって、嫌ですよ。恥をかくのは。今だって、全く平気になったわけじゃありません。失敗しない、「完璧なすごい人」になりたいです。なれるなら。昔の僕はそこを目指していました。

でも、今だからこそ、思えるんです。失敗をして、それを乗り越えた経験こそが、将来の自分のネタ、財産になるということです。

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思えば、僕の「残業ゼロ」は失敗の賜物です。

入社3年目から、僕は上司に相談をせずに仕事を進めるスタイルを確立してきました。まわりの同僚は、ばっちり「報・連・相」。基本に忠実です。本来それが正しいのでしょう。少なくとも僕の会社では。

でも僕は、将来こうなりたいという姿があった。だからこそ、まわりと合わせることをせず、自分のスタイルで仕事を進めていった。その結果、何が起きたか。出世が遅れました。

あ、もちろん、それだけが出世が遅れた理由とは言いません。ただ、僕は会社の歯車としてきちんと機能していないとみなされたのでしょうね。僕はそう思っています。

当時は死ぬほどがんばっていたのに(ちょっと大げさですね)、評価されない。これは地獄の苦しみでした。

しかし今思えば、これでよかったんです。おかげで圧倒的な力を手に入れることができたのですから。これも誰よりも会社で失敗をしてきたからだと思います。

以前松岡修造さんがどこかで「失敗したらラッキーと思え」みたいなことをおっしゃっていました。日めくりカレンダーだった気がします。

「たしかに!」と今の僕は思います。しかし昔の自分は「何言ってんだ」と思ってたし、今のあなたにそこまで思ってほしいとは思いません。

でもね、「やってみたい」と思うことを恥をかくことを恐れるあまり、失敗が怖いからやらないというのは、あまりにももったいないと思うんですね。

ブログをはじめて、読んでもらえなくてもいい。セミナーをはじめて、人が集まらなくてもいい。

時間を味方にして、練習して。いずれ読んでもらえるようになり、セミナーで人がくるようになったら、その経験こそがあなたの財産になると思うんです。

同じ悩みを抱えてる人の光になれる。

少なくとも今の僕はそう考え、チャレンジを繰り返しています。恥ずかしいとふと、思う時はあるんですよ。こうみえて。

でもそれもおもしろいもので、慣れてきます(笑)。おもしろいものですね。まぁ、今までもさんざん恥をかいてきましたしね。自分が気づいていないだけなんです。きっと。あなたもそうでしょう(笑)。

だからあなたも今日から何か、はじめてみませんか?やりましょうよ!ね?

だって、人生を変えるには、行動するしかないのですから。一歩ずつ、進むしかないのです。

ということで(?)、今日はこの辺にしておきましょう。それでは、また!

(所要時間25分)

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    この記事を書いた人

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    滝川 徹

    「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

    1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

    時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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