ブランドは「全出し」でこそ築かれる-SNSとブログをどう使い分けるかを考える

あなたはSNSとブログの使い分けを意識して発信していますか?

僕自身はつい最近まで、SNSの使い方をよく理解していませんでした。どちらかといえばブログを拡散するツールくらいにしか考えていませんでした。

しかしよくよく考えれば、SNSもファン獲得に重要な役割を発揮します。

僕自身もFacebookやTwitterでおもしろい投稿を見つけたことがきっかけで、その人のファンになることも多々あります。

そして最近になってようやく、自分なりにSNSとブログの使い分け方法がわかりました。

その背景には、「ブランドとは全出しである」という考えがあります。

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ブランドとは「全出し」することである

僕が考えるブランドとは、人間関係と本質は同じだと考えています。

人間関係で大切なのは、できるだけ自分の価値観を他人にオープンにすることです。そうすることで、僕達にファンがあらわれるわけです。その一方、僕達の価値観に合わない人は離れていくことになります。

個人的に一番良くないと思うのは、誰からも嫌われないように自分の本性を隠しながら生きることです。これだと誰からも嫌われないかもしれませんが、誰からも好かれないという現象がおきます。

一言で言ってしまうと、当たり障りない人は、つまらないのです。

これはブランドも同じなわけです。ビジネスをするにしても、いかに多くのファンを獲得するかを考えなければなりません。

そのために必要なのは、自分の価値観をオープンにすることなのです。オープンにすればするほど、僕達のファンは増えていくというわけです。

「全出し」は影響力になる

だからこそ、「全出し」がファンを獲得する有効な手段となるわけです。

実際に「全出し」に近い人ほど、熱烈なファンがいる一方、同じくらいのアンチがいる。それが「影響力がある人」ということです。

だからこそ、SNSやブログの媒体をどう使うかはさておき、「全出し」こそがブランドとなる。

僕自身は自分の書籍がたくさんの共感を生んだのは、サラリーマンの苦悩を赤裸々に「全出し」したからだと思っています。

この理屈を理解した上で、次は「手段をどうするか」が議論になるわけです。

SNSについては、「垂れ流し」が理想だと僕は考えます。

SNSはファンを呼び込む「入口」

先日ある方から聞いた話がヒントになりました。

他人から見たらどうでもいいようと思えるようなことを書いたり、「これは書いてはいけないかなー」と思うものほど書いてみる。

そうすると、人間味が感じられて共感を呼ぶのです。他人が僕達のファンになるにはこういったスパイスが大切だと思いませんか?

僕自身を振り返ると、「他人の役に立つ」と自分が思ったことばかり書いてきました。しかしファンを獲得するためには、やはり「全出し」ということを忘れてはいけません。

「こんなことがあった!」と怒った投稿をしてもいい、どんどん自分が思ったことを「垂れ流し」してもいいと思うのです。そこに人は人間味を感じます。

僕自身もそうですが、「全出し」はできる範囲から始めればいいのです。SNSは気軽に投稿できるため、「全出し」に有効なツールと言えるでしょう。

SNSはファンを獲得するための入口的ツール。そうするとブログはファンを掴んで離さないためのツールと言えるかもしれません。

ファンを「がっちり掴む」ブログ

ブログはSNSとは違い、自分を深く表現する場だと僕は思っています。

つまり他人から「どう見られたいか」を象徴する場だと考えています。あの人と言えば「〜だよね」と言われるためのツールです。

僕自身はやはり他人から「残業ゼロの人」、「自分を貫く人」、「タスク管理のプロ」といった風に見られたいです。なので今後はこういったテーマに絞ってブログを書いていこうと思いました。

今までは日常の気づきも全てブログに書いてきました。それはそれで間違いではないのですが、日常の気づきはSNSに投稿すれば十分と思えてきた。

そしてブログはファンを掴んで離さないためのツールと考えるようになったことも、テーマをもっと絞ろうと思った理由となっています。

ツールは使い分けて発信量を増やす

もちろん、この議論には「正解」はないと思ってます。

ただし、SNSとブログというツールが二つあるのだとすると、それぞれの特性を活かして使い分けるというのも合理的だと思うようになったということです。

特にSNSは気軽に投稿できるため、発信の量を増やすことができる。発信の量を増やせば、それだけ知ってもらう機会が増えるということです。

ブログがどれだけいい内容を書いていても、知ってもらえなければ見にきてもらえません。そういう意味では、SNSは広く知ってもらうためには有効なツールと言えるでしょう。

そしてブログでファンをがっちりと掴む。これこそがファンを増やすブランド戦略なのではないかと思っています。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒。台湾で翻訳出版された『30分仕事術(パンローリング)』含む4冊の著者。国内トップの大手金融機関で10年以上残業ゼロの現役会社員。

長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に自身が所属する組織の残業を削減した取り組みで全国表彰、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。その後は順天堂大学や創業手帳(株)での講演・研修をはじめ、時間管理をテーマに講師として活動。国内最大級のスキルシェアプラットフォーム「ストアカ」の上位2%のトップ講師に選出される。

Yahoo!ニュースに執筆記事多数。著書に『ちょっとしたスキルがお金に変わる「副業講師」で月10万円無理なく稼ぐ方法(日本実業出版)』など。

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