割り込みタスクは事前にTaskChute内に入れておく

task

朝の10時。脳みそが冴えているゴールデンタイムだ。企画書を書いている。良いアイデアが浮かんできた!っという時の上司からの「いつでもスタオバ君、ちょっといいかな」。

ここで全てのアイデアが失われる。と同時に、その打ち合わせで貴重な45分が失われる。サラリーマンあるあるだ。いわゆる割り込みタスクだ。

割り込みタスクは誰にでも必ず一定の割合で発生する事象だ。だからこそ、それにどう備えているかで生産性に大きな違いが出てくる。

割り込みタスクはについては以前エントリーに書いたので参考にしてほしい。
割り込みタスクを計測する | いつでも スタオバ!!!

そんな割り込みタスクについて僕がどう対処しているか。早速紹介したい。

割り込みタスクはルーティン業務と認識する

まずは割り込みタスクをルーティン業務と考えること。ここから全てが始まる。割り込みタスクに一日消費される時間を計測してみよう。

僕の場合、現時点で120分だ。毎日2時間だ。これをルーティン業務と呼ばずにはいられないというわけだ。

割り込みタスクは当然に発生するもの。この認識がないと割り込みタスクが生じる度にイライラすることになる。無駄にストレスを感じるようになってしまう。

だからこそ、自分の割り込みタスクに費やされる時間を把握する。そしてルーティン業務として認識する。ここから全てが始まるわけだ。

事前にタスクリストに組み込む

割り込みタスクはルーティン業務。であれば、タスクリストにも事前にルーティン業務として入れてしまおう。その分の時間をブロックしてしまうのだ。

下の画像はTaskChuteのデフォルトで入っているサンプルを基に割り込みタスクをわかりやすく表示したもの。白い枠をみてほしい。

task

こんな感じで割り込みタスクの時間をTaskChuteにルーティン業務として盛り込んでしまうのだ。

割り込みタスクにかかる時間を各セクションに割り振る

念のためもう少しわかりやすく説明しておこう。例えば割り込みタスクに1日120分費やすとする。

TaskChuteでセクション(時間の区切り)が5つあるとしたら、24分ずつに分割して各セクション内に割り込みタスクを置いておく。セクションについてはこちら↓
タスク管理でセクションを活用するワケ | いつでも スタオバ!!!

そうすることで120分の割り込みタスクが入る前提で1日の予定を組むことができる。そして、各セクションに均等に割り振ることで、各セクション毎の仕事の予定も立てやすくなる。

まとめ

割り込みタスクは一定頻度で必ず発生する以上、予定に事前に組み込むか否かで仕事の進め方はもちろん、自分が感じるストレスにも大きな影響を与える。

せっかく仕事のストレスを極小化するためにタスク管理をやっているのに、上手く対処できなければとても損だ。

割り込みタスクを当然に発生するルーティン業務と割り切って、タスクリストに入れてしまう。この取り組みにより、割り込みタスクにも冷静に対処できるようになるだろう。

ということで、参考にしてほしい!!!

follow us in feedly

今日は取引先と夜のお付き合いで長い夜になりそうないつでもスタオバより

関連エントリー
割り込みタスクを確実に記録するコツ | いつでも スタオバ!!!

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告